にほん‐じゅうけつきゅうちゅう【日本住血吸虫】
住血吸虫の一種。体は細長いひも形で雌が雄より大きい。中間宿主はカタヤマガイ。貝から出た幼虫は皮膚を通して人・牛・犬・猫などの腸間膜に寄生。粘血便・発熱・腹痛、慢性期になると肝硬変などの疾患を起こ...
にほん‐せきぐん【日本赤軍】
共産主義者同盟赤軍派から分かれて海外で武装闘争を展開した新左翼系の組織。海外に根拠地を求めてレバノンに出国したメンバーらが1972年に結成。同年のテルアビブでの国際空港乱射事件をはじめ、1980...
にわ‐とり【鶏/雞】
《庭の鳥の意》キジ科の鳥。古くから家禽(かきん)化され、東南アジアに分布するセキショクヤケイ(赤色野鶏)が原種に近いといわれる。あまり飛ばず、頭頂に赤いとさかをもつ。卵用のレグホン、肉用のコーチ...
ぬま‐か【沼蚊】
ヌマカ属のカの総称。体長10ミリメートル前後。黒褐色で体や脚に白い斑紋がある。南アメリカ・南アジア・アフリカの熱帯地域を中心に約20種が知られ、日本にはアシマダラヌマカが生息する。マレー糸状虫を...
ぬま‐がえる【沼蛙】
アカガエル科の両生類。体長3〜5センチで、雌は時に6センチを超える。背は褐色に暗色斑があり、腹面は白い。本州中部以南から東南アジア一帯に分布。ぬまあかがえる。
ネグリト【Negrito】
《小さな黒人の意》東南アジアの一部に居住し、身長が低く暗褐色の肌を特徴とする民族の称。マレー半島のセマン族、フィリピンのアエタ族、アンダマン島の先住民など。ネグリート。ニグリト。
はいいろ‐ペリカン【灰色ペリカン】
ペリカン科の鳥。全長約1.2メートル。全体に白みがかった灰色で、くちばしは桃色に灰色の斑点がある。南アジア南部に分布。日本では迷鳥。
ハイバン‐とうげ【ハイバン峠】
《Deo Hai Van》ベトナム中部の都市ダナンとフエの間にある峠。最高地点の標高496メートル。19世紀半ばにフランス軍が砦を築き、第二次大戦やベトナム戦争時でも使われた。2005年、日本の...
はく‐びしん【白鼻心】
ジャコウネコ科の哺乳類。猫大で、尾が長く、四肢は短い。体は褐色で、額から鼻すじを通る白帯がある。夜行性で、ネズミ・昆虫・木の実などを食べる。東南アジアに分布。日本でも本州中部以北と四国でみられる...
はげ‐こう【禿鸛】
コウノトリ科ハゲコウ属の鳥の総称。全長1メートル以上あり、くちばしが大きく、脚が長い。頭・首は皮膚が裸出している。屍肉(しにく)や生きた魚・ネズミなどを食べる。3種が南アジア・アフリカに分布。