かん‐しろう【寒四郎】
寒の入りから4日目。麦の厄日とされており、晴れればその年は豊作といわれた。《季 冬》→彼岸太郎(ひがんたろう)八専次郎(はっせんじろう)土用三郎(どようさぶろう)寒四郎
にひゃく‐とおか【二百十日】
雑節の一。立春から数えて210日目、9月1日ごろにあたる。台風襲来の時期で、稲の開花期にあたるため、昔から二百二十日とともに農家の厄日とされる。《季 秋》「曇るまま—を忘じけり/青峰」
にひゃく‐はつか【二百二十日】
雑節の一。立春から数えて220日目、9月11日ごろにあたり、昔から二百十日とともに農家の厄日とされる。《季 秋》「荒れもせで—のお百姓/虚子」
にほんゆうしゅうき【日本幽囚記】
文化8年(1811)千島列島に来航したロシア帝国軍人ゴロブニンの2年3か月余にわたる日本幽閉中の手記。1巻。1816年刊。文政年間(1818〜1830)に「遭厄日本紀事」、明治27年(1894)...
マヤ‐れき【マヤ暦】
マヤ族が用いた暦法。1年を365日とする太陽暦であり、閏日に相当する日は置かれない。1か月を20日、1年を18か月とし、残る5日を厄日とする。日数は20日と13日の独立した周期を組み合わせ、ツォ...
やく【厄】
[常用漢字] [音]ヤク(呉) 1 わざわい。災難。「厄難/困厄・災厄」 2 よくない巡り合わせ。「厄運・厄年(やくどし)・厄日(やくび)/後厄(あとやく)・大厄・前厄(まえやく)」