オキソ‐ごうせい【オキソ合成】
アルケン(エチレン系炭化水素)に一酸化炭素と水素を反応させ、炭素が1個多い飽和アルデヒドを合成すること。工業的にはアルデヒドを水素化してアルコールにすることが多い。ヒドロホルミル化。オキソ法。
オクロ‐の‐てんねんげんしろ【オクロの天然原子炉】
《Oklo natural nuclear reactors》ガボン南東部の都市フランスビルの北西約60キロメートルにあるウラン鉱床。鉱床中の放射性同位体の存在比が、通常地球上で見られる値と大き...
おと‐かがく【音化学】
音波が関与する化学反応について研究する化学の一部門。特に超音波を溶液に照射して局所的に高温・高圧になる効果を利用し、化学反応を促進したり、特異的な反応を起こしたりする研究は超音波化学ともいう。音...
おとなし‐の‐かまえ【音無しの構え】
1 音を立てない姿勢。 2 行動を起こさないこと。働きかけに対して反応を示さないこと。「—を決め込む」
オニオム‐ほう【ONIOM法】
《our own n-layered integrated molecular orbital and molecular mechanics》巨大な高分子の構造や化学反応などを計算する手法の一...
オプソニン【opsonin】
食菌促進物質。活性化された補体(感染・炎症反応・免疫反応などに働く血清たんぱく質の総称)など。細菌やウイルスに付着して白血球の食作用を促進する。
オペラ【OPERA】
《Oscillation Project with Emulsion-tRacking Apparatus》ニュートリノ振動を捉えるための国際共同実験。スイスのジュネーブにあるCERNから、73...
おもて‐だ・つ【表立つ】
[動タ五(四)] 1 表面にはっきりと現れる。世間に広く知れる。「—・たないように動く」 2 正式なこととする。改まった形をとる。「この件で—・った反応はない」 3 裁判ざたになる。表ざたになる...
おもわ‐く【思わく/思惑】
《
が原義。「惑」は当て字》 1 あらかじめ考えていた事柄。考え。意図。また、見込み。「なにか—がありそうだ」「—が外れる」 2 自分のしたことに対する他人の反応、評価。評判。「世間の—が気に...
オリゴヌクレオチド【oligonucleotide】
数個から20個程度のヌクレオチドが直鎖状に重合したポリヌクレオチド。相補的な塩基対を形成する性質があり、cDNAの検出やポリメラーゼ連鎖反応法(PCR法)のプライマーとして利用される。