しょう‐まい【正米】
1 現在ある米。現物の米。 2 取引市場で、実際に取引される米。実米。⇔空米(くうまい)。
しょうまい‐しじょう【正米市場】
米の現物取引を行っていた市場。明治17年(1884)東京の深川に開設されたものが最初。第二次大戦の戦時統制下で廃止された。
しょうまい‐とりひき【正米取引】
米の現物取引。
しょう‐りゅう【商流】
商品の売買に伴う所有権や受発注情報の流れ。商品の物的な移動をいう「物流」に対する語。また、サプライチェーンのような複数企業間の取引関係を指す場合もある。商的流通。
しょ‐かい【初会】
1 ある人と初めて顔を合わせること。初対面。 2 初めての会合。 3 取引所で、月の最初の立会。発会(はっかい)。 4 娼妓(しょうぎ)がある客に初めて会い、相方となること。また、その客。→裏(うら)
ショート‐セル
《(和)short+sell》金融商品などの取引で、空売りのこと。ショートセリング。
シリング【(ドイツ)Schilling】
オーストリアの旧通貨単位。1シリングは100グロシェンに相当した。2002年1月(銀行間取引は1999年1月)、EU(欧州連合)の単一通貨ユーロ導入以降は廃止。
シリーズ‐セブン【series seven】
米国の証券外務員資格試験。金融取引業規制機構(FINRA)が行う。米国で金融商品を販売する者はこれに合格しなければならない。米国証券外務員資格試験。一般証券登録外務員試験。
しろうと‐すじ【素人筋】
取引市場で、相場に経験が浅く、事情にうとい一般投資家のこと。
しろもの‐がえ【代物替え】
1 江戸時代、長崎での外国貿易の一方法。双方の売物・買物の合計額が同じとなるように品物を交換した物々交換取引。貞享3年(1686)に始まり、宝永5年(1708)廃止。 2 品物と品物とを交換する...