しちごん‐ぜっく【七言絶句】
漢詩で、七言の句が4句からなる近体詩。七絶。→絶句
しも‐の‐く【下の句】
1 短歌1首の第4句と第5句。⇔上(かみ)の句。 2 連歌・俳諧の七・七の短句。
しゅう‐く【秀句】
1 すぐれた俳句。また、詩歌などのすぐれた句。名句。 2 掛け詞や縁語などを巧みに使ったしゃれ。口合い・地口(じぐち)・語呂合わせなどの類。 3 詩歌・文章などで、巧みな縁語や掛け詞を使った気の...
しょう‐く【承句】
漢詩の絶句で、起句の意をうけて詠む句。すなわち、第2句。承。→起承転結
しょう‐く【章句】
1 文章の大きなまとまりと小さなまとまり。章と句。 2 文章の段落。
しょ‐く【初句】
1 和歌・俳句などのはじめの句。第1句。 2 漢詩、特に絶句の起句。
しんけいこう‐はいく【新傾向俳句】
正岡子規の没後、大須賀乙字(おおすがおつじ)の論文「新俳句界の新傾向」に端を発し、河東碧梧桐(かわひがしへきごとう)らが明治40年代に流行させた俳句。定型を破り、季題趣味から脱して、生活的、心理...
しんこう‐はいく【新興俳句】
昭和6年(1931)に興った反ホトトギスの俳句革新運動。水原秋桜子を先駆とし、山口誓子・日野草城らが参加。連作・無季俳句・反戦的ニヒリズムなど新しい発想・感覚による俳句を主張したが、同15年に始...
しん‐はいく【新俳句】
明治30年(1897)ごろ、正岡子規を中心とした日本派の俳人が唱えた、新しい傾向の俳句。
じ‐く【地句】
俳諧で、平凡な句。