せいかつ‐し【生活史】
1 生物個体の発生から死までの全生活過程。 2 個人の生涯の歴史。
せい‐し【正史】
1 国家などが編纂した歴史。→外史(がいし) 2 中国で、最も正統と認められた、古代から明代の各時代の紀伝体の歴史書。南宋時代には十七史、明代には二十一史、清代には二十二史・二十四史が認められた...
せい‐し【青史】
《紙のない時代、青竹の札をあぶって文字を記したところから》歴史。歴史書。記録。
せいしん‐し【精神史】
1 歴史においては個々の事実の因果関係をこえて精神ないし理念が働いていると考え、この見地から歴史をとらえようとするもの。ディルタイ・マイネッケらが代表者。 2 ある人の精神・思想の移り変わり。
せいよう‐し【西洋史】
西洋の歴史。ふつう、古代・中世・近代(近世)の三つに区分する。ヨーロッパ史。
せかい‐し【世界史】
世界全体を総合的にとらえた人類の歴史。ふつう、古代・中世・近代(近世)の三つに区分する。
せん‐し【先史】
《prehistory》文献で知られる以前の時代。また、その歴史。史前。有史以前。
せん‐し【戦史】
戦争の歴史。また、その記録。
ぜん‐し【前史】
1 ある歴史的事象の成因となった、それ以前の歴史。「太平洋戦争—」 2 ある時代の前半の歴史。「中世—」 3 「先史」に同じ。
そうし【宋史】
中国の二十四史の一。宋の歴史を記したもの。元の脱脱らが勅命によって撰。1345年完成。本紀47巻・志162巻・表32巻・列伝255巻の全496巻。