わかしゅ‐ぐみ【若衆組】
「若者組」に同じ。
わかしゅ‐やど【若衆宿】
「若者宿」に同じ。「—の奈良茶、一杯八分づつに当たるといへり」〈浮・胸算用・二〉
わかしゅ‐わげ【若衆髷】
「わかしゅまげ」に同じ。「野郎鬢(びん)なる—」〈人・梅児誉美・後〉
わか・つ【分(か)つ/別つ】
[動タ五(四)] 1 一つのものを離して二つ以上にする。別々にする。分ける。「軍勢を二手に—・つ」 2 (「頒つ」とも書く)それぞれに分けて配る。分配する。「希望者には実費で—・つ」 3 見分け...
わか‐みどり【若緑】
1 松の枝から伸び出した新芽。松の芯。《季 春》「浜道や砂から松の—/蝶夢」 2 新鮮な緑色。 3 「若松4」に同じ。
わかれ【分(か)れ】
同じもとから分かれ出たもの。分派。分家。傍系。「源氏の—」
わが‐せこ【我が背子】
「我が背」に同じ。「—は仮廬(かりいほ)作らす草(かや)なくは小松が下の草を刈らさね」〈万・一一〉
わき‐あけ【脇明け】
1 女性・子供の洋服の、着脱を楽にするために脇部に作る明き。留め具には多くファスナーが使われる。わきあき。 2 子供や女性の和服の脇の下を縫わずにおくこと。また、その衣服。八つ口。わきあき。 3...
わき‐い・ず【湧き出づ/涌き出づ】
[動ダ下二] 1 「わきでる1」に同じ。「土裂けて水—・で」〈方丈記〉 2 「わきでる2」に同じ。「—・づる涙の川はたぎりつつ」〈宇津保・嵯峨院〉 3 「わきでる3」に同じ。「優なる女房うち使ひ...
わき‐うり【脇売り】
中世の座や近世の株仲間の営業区域内で、座外・仲間外の者が同じ商売をすること。また、その人。