みょう【名/命/明/冥】
〈名〉⇒めい 〈命〉⇒めい 〈明〉⇒めい 〈冥〉⇒めい
みょう‐えつ【名謁】
⇒名対面(なだいめん)1
みょうぎしょう【名義抄】
「類聚(るいじゅ)名義抄」の略称。
みょう‐ごう【名号】
仏・菩薩(ぼさつ)の名。これを聞いたり唱えたりすることに功徳(くどく)があるとされる。特に、「阿弥陀仏」の4字、「南無阿弥陀仏」の6字をさす。「六字の—を唱える」「弥陀の—」
みょう‐ごう【名香】
仏に奉る香。仏前にたく香。「—の香(か)などにほひ満ちたるに」〈源・若紫〉
みょうごき【名語記】
鎌倉時代の辞書。経尊著。初稿6巻本は文永5年(1268)、増補10巻本は建治元年(1275)成立。当時の口語・俗語を音節数によって分類、いろは順に配列して問答体で語源を説明したもの。
みょう‐しゅ【名主】
平安後期から中世にかけての名田(みょうでん)所有者。領主に対して年貢・夫役(ぶやく)などの負担の義務を負う一方、家族・所従・下人などに名田を耕作させた。
みょう‐じ【名字/苗字】
1 家の名。姓。家名。 2 古代、氏(うじ)と姓(かばね)を総合した称。 3 同一の氏(うじ)から分かれ出て、その住む地名などにちなんで付けた名。源氏から出た新田・足利(あしかが)、平氏から出た...
みょうじ‐あそん【名字朝臣】
四位の者について、姓(かばね)の朝臣の上に名を書くこと。「親房朝臣」の類。
みょうじ‐ごめん【名字御免】
江戸時代、農民や町人などの庶民が名字を名のることを許されたこと。