みょうじ‐たいとう【名字帯刀】
名字を名のり、太刀を帯びること。江戸時代は武士の特権であったが、のち、特に家柄や功労によって庶民に対しても許された。
みょうじ‐はいりょう【名字拝領】
主君の名字を賜り、自分の名字として名のること。
みょう‐じん【名神】
延喜式に定められた神社の社格で、名神祭にあずかる神社。年代が古く、由緒が正しく、崇敬の顕著な大社を選んだもの。名神大社。
みょうじん‐さい【名神祭】
国家に大事のある時、諸国の名神に臨時の奉幣使を遣わして祈願した祭り。
みょう‐せき【名籍】
名簿。または、戸籍簿。
みょう‐せき【名跡】
代々受け継がれていく家名。また、それを受け継ぐこと。「先代の—を継ぐ」
みょうせん‐じしょう【名詮自性】
仏語。名がそのものの性質を表していること。
めいせん‐じしょう【名詮自性】
⇒みょうせんじしょう(名詮自性)
みょう‐だい【名代】
ある人の代わりを務めること。また、その人。代理。「父の—として出席する」
みょう‐ちょう【名帳】
1 仏寺で、信者の名簿。檀家帳。また、過去帳のこと。 2 融通念仏宗で、大念仏に加入した者の名を記した帳簿。