スタップ‐さいぼう【STAP細胞】
新たな万能細胞として平成26年(2014)1月に理化学研究所の研究者らが発表した細胞の名称。発表直後から数々の疑義が指摘され、有識者による調査の結果、同年12月に同細胞の存在は否定された。 [補...
ず
[助動][ざら|ざり|○|ざる|ざれ|ざれ]活用語の未然形に付き、断定的な否定判断を表す。ない。ぬ。→ざり →ぬ「あらたまの年の緒長く逢はざれど異(け)しき心を我が思(も)はなくに」〈万・三七七...
せいじゃく‐しゅぎ【静寂主義】
自己の意志や行為を否定し、神にすべてをゆだねて心の安静を得ようとする精神的態度。狭義には、17世紀、外面化した教会に対し、信仰の内面化を求めて生じたカトリック教会内の神秘主義的傾向をいう。スペイ...
せんげんてき‐さんだんろんぽう【選言的三段論法】
論理学で、三段論法の一。大前提が選言的判断で、小前提でその選言肢のいずれかを肯定または否定して結論を導き出す。例えば、「太郎は東京に行くか、または横浜に行く」「太郎は東京に行かない」故に「太郎は...
ぜったい‐くうかん【絶対空間】
ニュートンによって導入された、すべての運動を記述するための基準となりうる静止空間。のちに、光の媒質と考えられた静止エーテルに対応する空間とも考えられたが、相対性理論によってその存在を否定された。
ゼノン‐の‐ぎゃくせつ【ゼノンの逆説】
エレア学派のゼノンが、自分の学派の説を守るために提示した逆説。運動を否定するための「アキレスと亀」や「飛ぶ矢は止まっている」などが有名。ゼノンのパラドックス。
ぜんえい‐か【前衛花】
伝統的な定型や形式を否定し、革新的な表現をめざした生け花。昭和20年代に始まり、シュールレアリスムや抽象芸術の影響が強い。
ぜんえい‐げいじゅつ【前衛芸術】
既成の芸術概念や形式を否定し、革新的な表現をめざす芸術の総称。アバンギャルド。
ぜんけんひてい‐の‐きょぎ【前件否定の虚偽】
仮言的三段論法において生じる虚偽の一。前件が否定されることから後件も否定するところに生じる。例えば、「ある図形が正三角形ならばそれは二等辺三角形である」「その図形は正三角形ではない」故に「それは...
ぜんしょう‐はんだん【全称判断】
論理学で、主語の外延全体に論及する判断。「すべてのsはpである」という形式の全称肯定判断と「すべてのsはpでない」という形式の全称否定判断とがある。→特称判断 →単称判断