もの‐すご・い【物凄い】
[形][文]ものすご・し[ク] 1 ひじょうに気味が悪い。なんとも恐ろしい。「怒った顔が—・い」「断崖絶壁の続く—・い所」 2 並の程度をはるかに超えている。はなはだしい。「人出が—・い」「—・...
もの‐ずき【物好き/物数奇】
[名・形動] 1 変わったことを好むこと。好奇心が強く、普通と違ったことを好むこと。また、その人や、そのさま。「寒中水泳とは—な人だ」 2 物事に趣向を凝らすこと。また、そのものや、そのさま。「...
ものずき‐しゃ【物好き者】
変わった趣味・趣向をもつ人。数奇者(すきもの)。好事家(こうずか)。「立石、面白いぞなあ。亭主—でおりゃる」〈鷺流狂・萩大名〉
もの‐の‐な【物の名】
1 物事の名称。ぶつめい。 2 和歌・連歌・俳諧で、ある事物の名称を、意味に関係なく詠み込むもの。「あしひきの山たちはなれゆく雲の宿り定めぬ世にこそありけれ」に「たちばな」を詠み込んだ類。隠し題...
もの‐むつか・し【物難し】
[形シク] 1 なんとなくいとわしい。気分がすぐれない。「髪、ひげも乱れ、—・しきけはひ」〈源・柏木〉 2 なんとなく恐ろしい。薄気味悪い。「—・しく覚えて、皆、ほかへ渡りにけり」〈宇治拾遺・三〉
もの‐ら・し【物らし】
[形シク]ものものしい。大げさである。「押へてしめて馴れさする味(うま)い盛りの振袖が釣瓶鮨(つるべずし)とは—・しし」〈浄・千本桜〉
モバイル【mobile】
移動性・携帯性・機動性などがあることを意味する表現。小型・軽量化、高性能化された情報通信機器やコンピューターなどの情報端末を形容する言葉として使われる。「—パソコン」→モビール
モビリティー‐トランスフォーメーション【mobility transformation】
自動車をはじめとするモビリティー分野における、産業構造や社会基盤の変革。地球温暖化防止のための自動車の電動化のほか、自動運転、カーシェアリング、移動手段をサービスとして提供するMaaS(マース)...
もみ
蛙(かえる)。また、それを調理したもの。「蝦蟆(かへる)を煮て上味(よきあぢはひ)とす。名づけて—といふ」〈応神紀〉
もみじ‐いちご【紅葉苺】
バラ科の落葉小低木。中部以北の山地に自生。枝にとげがあり、葉は卵形で手のひら状に切れ込みがある。4、5月ごろ、白い5弁花をつけ、実は黄色に熟し、味がよい。きいちご。《季 春》