だい‐めいし【代名詞】
1 品詞の一。自立語のうち、特定または一般の名称を用いず、人・事物・場所・方向などを直接に指示する語。人称代名詞・指示代名詞に大別される。 2 そのものを典型的に表しているもの。「うさぎ小屋は日...
てんせい‐ご【転成語】
ある品詞が他の品詞に転じた語。名詞「つゆ(露)」から生じ、「つゆ知らず」のように用いる副詞の「つゆ」、動詞「すま(争)う」の終止形から生じた名詞の「すもう(相撲)」など。
どう‐し【動詞】
国語の品詞の一。事物の動作・作用・状態・存在などを表す語で、形容詞・形容動詞とともに用言に属する。活用のある自立語で、文中において単独で述語になりうる。その言い切りの形は、一般にウ段の音で終わる...
はち‐ひんし【八品詞】
英文法などで行われている伝統的な八つの品詞分類。名詞・代名詞・形容詞・動詞・副詞・前置詞・接続詞・間投詞の称。
ひん‐し【品詞】
《parts of speech》文法上の職能によって類別した単語の区分け。国文法ではふつう、名詞・代名詞・動詞・形容詞・形容動詞・連体詞・副詞・接続詞・感動詞・助動詞・助詞の11品詞に分類する...
ひんし‐ろん【品詞論】
文法の一部門。ある言語にはどのような品詞を区別すべきか、諸言語に共通する品詞があるかなどを研究する。
ふく‐し【副詞】
品詞の一。自立語で活用がなく、主語にならない語のうちで、主として、それだけで下に来る用言を修飾するもの。事物の状態を表す状態副詞(「はるばる」「しばらく」「ゆっくり」など)、性質・状態の程度を表...
ぶんしょう‐ろん【文章論】
1 文章に関する論評。文章の主題・構成・文体などを論じるもの。 2 文法論において、文論・構文論・措辞(そじ)論・シンタックスなどの分野をさす語。品詞論に対していう。文章法。
ぶんぽう‐ろん【文法論】
言語学の部門の一。文法2について研究する分野。普通は単語論(品詞論)と構文論(統語論)の2分野を設ける。
ぼいん‐こうたい【母音交替】
インド‐ヨーロッパ諸語の特徴の一つで、文法機能や品詞の変化に応じ、同一語根や接尾辞における母音が別の母音と規則的に交替すること。例えば、英語のsing, sang, sungの類。アプラウト。