うり‐だて【売(り)建て】
1 株式の信用取引や商品の先物(さきもの)取引で成立した売り注文。または、売り約定。⇔買い建て。 2 「売建玉(うりだてぎょく)」の略。
うりだて‐ぎょく【売建玉】
株式の信用取引や商品の先物取引で、売りの注文や売り約定をしたままで、未決済のもの。うりぎょく。⇔買建玉。
うり‐つなぎ【売り繋ぎ】
株式や商品の所有者が値下がりを予想して、損を相殺するために、信用取引や先物取引で同一銘柄を売って利益を出すこと。つなぎ売り。
うり‐なかがい【売(り)仲買】
卸売商などが商品を販売する際に、買い手との間に介在する商人。
うり‐にげ【売(り)逃げ】
株式や商品の取引で、買い方が相場の下がらないうちに売りに回ること。相場が天井を打って、下げに転じたときに売ること。売り抜け。
うり‐ぬ・ける【売(り)抜ける】
[動カ下一][文]うりぬ・く[カ下二]市場の取引で、低い値で買った株や商品を相場の上がったときに売る。また、相場が天井を打ったあと、下げに転じたときに売る。 [補説]相場を吊り上げるためには、買...
うり‐のせ【売(り)乗せ】
[名](スル)株式の信用取引や商品の清算取引で、ある銘柄の値下がりを予想して売っている人が、自分の見込みどおりになったとき、同じ銘柄を売り増すこと。⇔買い乗せ。
うり‐ば【売(り)場】
1 商品・切符などを売る場所。「家具—のフロアが変わる」 2 売るのにちょうどよい機会。売り時。「今が絶好の—」
うり‐まわ・る【売(り)回る】
[動ラ五(四)]商品を売るために、あちこちに行く。売り歩く。「化粧品を—・る」
うり‐もの【売(り)物】
1 売ろうとする品物。商品。 2 商売で、客足を引き寄せるのに役立つもの。「アフターサービスが—の店」 3 いちばん得意な技芸・技術。「強肩が—の外野手」