むぶく‐の‐しょう【無服の殤】
7歳以下の者の死。礼において父母が喪に服することがないところからいう。
もがり【殯】
《「も(喪)あ(上)がり」の音変化か》「荒城(あらき)」に同じ。「今城(いまき)谷の上に、—を起てて収む」〈斉明紀〉
も‐ぎぬ【喪衣】
喪中に着る衣服。喪服。「橡(つるばみ)の—一襲(かさね)」〈源・夕霧〉
も‐ちゅう【喪中】
喪に服している期間。「—につき御年始をさし控えさせていただきます」
元(もと)の木阿弥(もくあみ)
いったんよくなったものが、再びもとの状態に戻ること。 [補説]戦国時代の武将筒井順昭が病死した時、死を隠すために、その子順慶が成人するまで、声の似ていた木阿弥という男を寝所に寝かせて外来者を欺き...
喪(も)に服(ふく)・する
近親者の死後、喪の期間を過ごす。→喪1
も‐ふく【喪服】
喪中や、葬儀・法事などの際に着る黒または薄墨色の衣服。そうふく。
も‐や【喪屋】
1 墓の近くに造った、遺族が喪中を過ごす家。 2 本葬まで死体を安置しておく所。もがりのみや。あらき。「乃ち其処に—を作りて」〈記・上〉
モーニング‐ジュエリー
《(和)mourning+jewelry》喪事のとき着用する宝石のこと。多く、真珠およびジェット(黒玉)という漆黒の宝石が用いられる。
ゆう【憂】
[常用漢字] [音]ユウ(イウ)(漢) ウ(呉) [訓]うれえる うれい うい 1 物思いに沈む。心配する。心配事。うれい。「憂鬱(ゆううつ)・憂国・憂愁・憂慮/杞憂(きゆう)・同憂・内憂・忘憂...