はいふ‐ぜい【配付税】
国が国税として徴収した所得税・法人税などの一定割合を、徴収地には関係なく、財政調整的に各地方公共団体に配付する税。昭和15年(1940)に定められたが、同25年廃止。地方配付税。→地方交付税
はかいかつどう‐ぼうしほう【破壊活動防止法】
暴力主義的破壊活動を行う団体に対する規制措置を定めるほか、暴力主義的破壊活動に関する刑罰規定を補い、公共の安全を確保することを目的とする法律。昭和27年(1952)施行。破防法。
はくあい‐しゃ【博愛社】
明治10年(1877)の西南戦争時に、佐野常民(さのつねたみ)・大給恒(おぎゅうゆずる)らが中心となり、傷病者救護を目的として組織した団体。明治20年(1887)日本赤十字社と改称。
はくば‐かい【白馬会】
美術団体。明治29年(1896)明治美術会を脱退した黒田清輝・久米桂一郎らを中心に創立。外光派の画風を伝えて新派・紫派とよばれ、明治後期の洋画壇の主流となった。明治44年(1911)解散。
はくりん‐だん【白燐弾】
白燐を詰めた砲弾・手榴弾。主に煙や光を発生させる目的で、発煙弾・照明弾・信号弾・曳光弾などとして用いられる。 [補説]2004年に米国がイラク戦争で、2009年にイスラエルがガザ攻撃の際に、それ...
はっこう‐じけん【白虹事件】
大正7年(1918)に大阪朝日新聞が掲載した記事をめぐる筆禍事件。米騒動に関する記事の掲載を禁止した寺内正毅内閣を糾弾するジャーナリストの集会を報じた記事の中で、国に兵乱が起こる凶兆を意味する「...
ハピ【HAPI】
《Japan Home-health Apparatus Industrial Association》日本ホームヘルス機器協会。家庭用医療・健康管理機器業界の団体。安全基準を設け、合格した商品...
はまだせいりょう‐しょう【浜田青陵賞】
考古学や古代文化の研究において、顕著な業績のあった新進の研究者・団体に贈られる賞。昭和63年(1988)、大阪府岸和田市と朝日新聞社により創設。名称は同市出身の考古学者、浜田耕作(青陵)にちなむ。
はん
[接尾]《「さん」の音変化》人名・役職名・団体名などに付いて、軽い尊敬の意を表す。多く、関西地方で話し言葉として使われる。「田中—」
ハーベイロード‐の‐ぜんてい【ハーベイロードの前提】
《Harvey Road presumption》フィスカルポリシーなどのケインズ理論による経済政策には、公正無私な知的エリートが、私情にとらわれずに政策を実行することが前提として必要であるとい...