お‐う【麻生】
麻の生えている土地。「桜麻(さくらを)の—の下草露しあれば」〈万・二六八七〉
おう‐かん【横貫】
土地を横、すなわち東西に貫くこと。
おう‐ち【王地】
《古くは「わうぢ」》帝王が支配する土地。王土。
おう‐ど【王土】
帝王の治める土地。国王の領地。王地。
おうどう‐らくど【王道楽土】
王道によって治められる、平和な楽しい土地。
おお‐たぶみ【大田文】
鎌倉時代、各国ごとに田地の面積や領有関係などを記録した土地台帳。淡路(あわじ)・若狭(わかさ)・但馬(たじま)・常陸(ひたち)などのものが現存。
おお‐つち【大地】
だいち。土地が広大なことをいう語。「—は採り尽くすとも世の中の尽くし得ぬものは恋にしありけり」〈万・二四四二〉
おお‐にえ【大贄】
《りっぱな贄の意》朝廷や神に献上するその土地の産物。「鮮魚(あざらけきいを)の—をもちて菟道宮(うぢのみや)に献(たてまつ)る」〈前田本仁徳紀〉
おか【丘/岡】
1 小高くなった土地。山よりも低く、傾斜もなだらかなもの。丘陵。 2 (名詞の上に付いて、複合語をつくり)かたわら、局外からの見方や立場のものである意を表す。「—目」「—ぼれ」「—焼き」
おか・す【侵す】
[動サ五(四)]《「犯す」と同語源》 1 他者の権利・権限などを損なう行為をする。侵害する。「所有権を—・す」「思想の自由を—・してはならない」 2 他国の土地に不法に入り込む。侵入する。侵略す...