こうえんき‐きゅう【好塩基球】
白血球の一。細胞内にある顆粒(かりゅう)が塩基性色素に染まるもの。好塩基性白血球。好塩球。
コニイン【coniine】
アルカロイドの一。ピリジン系の塩基性の液体で、猛毒。ドクニンジンに含有。
コリン【choline】
動植物の組織、特に脳・肝臓・卵黄や種子などに含まれる強塩基性の物質。細胞膜の浸透圧や脂肪代謝の調節などに作用する。またアセチルコリンやレシチンの構成成分として重要。
さくさん‐どう【酢酸銅】
酸化銅または塩基性炭酸銅を酢酸に溶かして得られる暗緑青色の結晶。殺菌剤・殺虫剤・医薬品などに使用。一水塩の化学式Cu(CH3COO)2 ・ H2O
サフラニン【safranin】
塩基性を示す赤色の合成染料。羊毛・絹を染色する。酸塩基指示薬の一。生体染色の染色液として、グラム染色の対比染色にも用いられる。
さんえんき‐しじやく【酸塩基指示薬】
水素イオン濃度の変化に従って変色する試薬。水溶液が酸性か塩基性かを調べ、水素イオン指数や中和滴定の終点を知るのに用いる。それ自体が酸である酸性指示薬にフェノールフタレイン・チモールブルー、塩基で...
さん‐せい【酸性】
酸としての性質を示すこと。金属酸化物と反応して塩と水をつくる性質を示すこと。水溶液中では水素イオン指数pHが7より小さいときをいう。青色リトマスを赤変させる。⇔アルカリ性/塩基性。
しぜん‐はっきん【自然白金】
天然に単体の状態で産する白金。金属光沢のある銀白色。超塩基性岩や砂鉱床から産出。
ジフェニルアミン【diphenylamine】
芳香族アミンの一。芳香をもつ無色の結晶。弱塩基性。アニリンから合成される。糖類の呈色反応、硝酸塩やDNAの定量のほか、硝煙反応に用いられる。化学式(C6H5)2NH
じゃもんがんか‐はんのう【蛇紋岩化反応】
超塩基性岩の一である橄欖(かんらん)岩の変成作用。水と反応して水素を生成し、蛇紋岩に変質する。