や‐ぐ【夜具】
夜、寝るときに用いる布団・毛布などの総称。寝具。
や‐けい【夜景】
夜の景色。夜の眺め。
や‐けい【夜警】
夜、見回って火災や犯罪などの警戒をすること。また、その役目の人。 [補説]作品名別項。→夜警
やけい【夜警】
《原題、(オランダ)De Nachtwacht》レンブラントの絵画。カンバスに油彩。アムステルダムの自警団を描いた集団肖像画。アムステルダム国立美術館所蔵。
やけい‐こっか【夜警国家】
国家の機能を、外敵の防御、国内の治安維持など最小限の夜警的な役割に限定した国家。自由主義国家を私有財産の番人として批判したラッサールの用語。福祉国家・行政国家に対置される。
や‐こう【夜光】
1 暗いところで、光を出すこと。また、その光。 2 夜間の大気光。太陽エネルギーによって地球の高層大気が発光しているため、月のない晴れた夜は、星からの光よりもかなり明るくなる。
や‐こう【夜行】
[名](スル) 1 夜間に出歩くこと。また、夜、活動すること。やぎょう。「百鬼—」「—動物」 2 「夜行列車」の略。 3 夜、警戒のために歩いてまわること。「—し、細殿などに入り臥したる」〈枕・...
やこう‐うん【夜光雲】
高緯度地方で夏季の日没後または日の出前に、高度80〜85キロメートルの上空(中間圏上部境界付近)にまれに現れる、巻雲に似た形の銀色の雲。微小な氷晶からなる。極中間圏雲。NLC(noctiluce...
やこう‐がい【夜光貝】
リュウテンサザエ科の巻き貝。潮間帯下の岩礁にすみ、貝殻は球卵形で、殻径約20センチと大形。殻は厚く、表面は緑茶色、内面は真珠光沢が強い。奄美群島以南に産し、肉は食用、殻は貝細工や螺鈿(らでん)の...
やこうじゅんさ【夜行巡査】
泉鏡花の小説。明治28年(1895)発表。観念小説の代表作。