おおき‐さ【大きさ】
大きいこと。また、大小の度合い。「家具の—を調べる」
おお‐きど【大木戸】
1 《「大城戸(おおきど)」の意》大きな城門。 2 近世、国境や都市の出入り口に設けた関門。 3 近世、芝居小屋の木戸番の頭のこと。 4 大坂の遊郭、新町にあった東の大門(おおもん)。
おおき‐な【大きな】
[形動]《形容動詞「おおきなり」の連体形「おおきなる」の音変化》 1 容積・面積が広い空間・場所を占めるさま。「—箱」「—池」⇔小さな。 2 数・量が多いさま。「—音」⇔小さな。 3 程度がはな...
大(おお)きな顔(かお)
いばった顔つき・態度。また、平然とした顔つき・態度。大きな面(つら)。「怠けてばかりいるくせに—をしている」
おおき‐め【大きめ】
[名・形動]比較的大きいと感じること。また、そのさま。「野菜を—に切る」
おおき‐やか【大きやか】
[形動][文][ナリ]大きなさま。いかにも大きく感じられるさま。「—ではあってもはなはだしく高くなく」〈藤村・夜明け前〉
おお‐ぎょう【大仰/大形】
[名・形動] 1 大げさなこと。また、そのさま。誇大。「—な言い方」 2 (大形)規模や計画の大きいこと。また、そのさま。「万事—になりて金銀を惜しまず」〈浮・禁短気・六〉
おお‐ぎり【大切(り)】
1 大きく切り分けること。また、その切り身。 2 (縁起をかついで「大喜利」とも書く) ㋐芝居で、その日の最終の幕。 ㋑江戸時代の歌舞伎で、二番目狂言(世話物)の最終幕。幕末以後の歌舞伎では、二...
おお‐くち【大口】
《「おおぐち」とも》 1 大きな口。大きく開けた口。「—を開けて笑う」 2 おおげさなことをいうこと。偉そうにいうこと。「—をたたく」「—を利く」 3 売買や取引などで、金額が多いこと。「—の寄...
おおくち‐の【大口の】
[枕]大きな口をした真神(まかみ)(狼(おおかみ))の意から、「真神」にかかる。「—真神の原にふる雪は」〈万・一六三六〉