てんか‐むそう【天下無双】
《古くは「てんかぶそう」とも》天下に並ぶものがないこと。「—の剣士」
てん‐から【天から】
[副]最初から。あたまから。てんで。「—相手にしない」「—忘れていた」
てんか‐わけめ【天下分け目】
天下を取るか取られるかの分かれ目。勝負のきまる大事な時期・場面。「—の戦い」
天下(てんか)を取(と)・る
国全体を自分の支配下におさめる。転じて、ある分野などで頂点に立つ。「戦わずして—・る」「財界に身を投じて—・る」
てん‐かん【天冠】
《「てんがん」とも》 1 幼帝が即位のときにつける冠。 2 仏や天人がつける宝冠。 3 騎射や舞楽などの際に小童が用いる冠。金属製、透かし彫りのある山形のもの。 4 能のかぶり物の一。金属製の輪...
てん‐かん【天官】
古代中国の官名。周の六官の一つで、国政を総轄し、宮中事務をつかさどった。
てん‐かん【天漢】
あまのがわ。銀河。銀漢。
てん‐が【天河】
あまのがわ。銀河。
てん‐がい【天外】
天のそと。はるかな空のかなた。また、非常に遠い所。「奇想—」「近づき難い点において—の稲妻と一般である」〈漱石・三四郎〉
てん‐がい【天涯】
1 空のはて。「彗星が—から来って」〈魯庵・社会百面相〉 2 故郷を遠く離れた地。「如何に—の遊子たる予自身を憫みしか」〈芥川・開化の殺人〉