にき‐はだ【和肌/柔膚】
柔らかな肌。やわはだ。にこはだ。「夫(つま)の命(みこと)のたたなづく—すらを剣大刀(つるぎたち)身に副(そ)へ寝ねば」〈万・一九四〉
にく‐げん【肉眼】
仏語。五眼の一。人間の肉体に備わっている目。凡夫の目。にくがん。
にこ‐で【和手/柔手】
やわらかい手。「向かつ峰(を)に立てる夫(せ)らが—こそ我が手を取らめ」〈皇極紀・歌謡〉
にしざわ【西沢】
姓氏の一。 [補説]「西沢」姓の人物西沢一風(にしざわいっぷう)西沢一鳳(にしざわいっぽう)西沢潤一(にしざわじゅんいち)西沢道夫(にしざわみちお)
にじ【虹】
《原題The Rainbow》ローレンスによる長編小説。1915年刊。中部イングランドの農場を舞台に、3代にわたる父子の愛欲と結婚の諸相を描く。刊行当初、性描写がわいせつであるとの理由で発禁処...
にじゅうし‐こう【二十四孝】
中国で古来有名な孝子24人の称。虞舜(ぐしゅん)・漢の文帝・曽参(そうしん)・閔子騫(びんしけん)・仲由・董永(とうえい)・剡子(えんし)・江革・陸績・唐夫人・呉猛・王祥・郭巨・楊香・朱寿昌・...
にせ‐の‐えん【二世の縁】
《親子は一世、夫婦は二世、主従は三世の縁があるというところから》夫婦の縁。
にせ‐の‐かため【二世の固め】
夫婦になる約束。「貞女両夫に見(まみ)えずの掟は夫も同じ事、—は赦(ゆる)してと」〈浄・千本桜〉
にせ‐の‐ちぎり【二世の契り】
来世まで夫婦として連れ添おうという約束。
にせ‐の‐つま【二世の夫/二世の妻】
来世まで連れ添おうと約束した夫または妻。「われこそ清十郎が—」〈浄・歌念仏〉