ひゃっ‐こう【百工】
1 もろもろの工人。各種の職人。「夫(そ)れ文芸の事、—の業」〈中村訳・西国立志編〉 2 いろいろな工業。
ひや‐やっこ【冷や奴】
豆腐を冷やし、醤油と薬味で食う料理。冷や豆腐。奴豆腐。《季 夏》「もち古りし夫婦の箸や—/万太郎」
ひゅっ‐と
[副] 1 物が風を切って飛ぶさま。「—矢を放つ」 2 造作なく行われるさま。「歌が直(ぢき)に—出る」〈滑・膝栗毛・四〉 3 確実であるさま。「わたしとこの草履は—丈夫で」〈滑・膝栗毛・四〉
ひょうじゅん‐せたい【標準世帯】
夫婦と子供2人の4人世帯。 [補説]総務省統計局では「夫婦と子供2人」に加え「有業者が世帯主1人だけの世帯」と定義している。昭和45年(1970)頃から日本の典型的な家族構成とされたが、近年では...
ひよく‐の‐とり【比翼の鳥】
1 雌雄それぞれが目と翼を一つずつもち、2羽が常に一体となって飛ぶという、中国の空想上の鳥。夫婦の仲のよいことにたとえられる。 2 極楽鳥(ごくらくちょう)の別名。
ひよく‐れんり【比翼連理】
比翼の鳥と、連理の枝。夫婦の仲のむつまじいことのたとえ。男女の深い契り。
ひら‐おし【平押し】
一気に押し進むこと。しゃにむにすること。ひたおし。「—に此処迄遣って来た様なものの」〈漱石・坑夫〉
ひら‐ぢょうし【平調子】
箏(そう)の調弦法の一。俗箏の最も基本的な調弦で、八橋検校(やつはしけんぎょう)の工夫といわれる。
ひろせ【広瀬】
姓氏の一。 [補説]「広瀬」姓の人物広瀬惟然(ひろせいぜん)広瀬旭荘(ひろせきょくそう)広瀬謙三(ひろせけんぞう)広瀬武夫(ひろせたけお)広瀬淡窓(ひろせたんそう)広瀬叔功(ひろせよしのり)
ひん【嬪】
古代、天皇の寝所に侍する女官。皇后・妃・夫人の下位。四位・五位の者で、後世の女御(にょうご)・更衣(こうい)にあたる。