もおか‐もめん【真岡木綿】
栃木県真岡市付近から産した、丈夫な白木綿の織物。浴衣・白足袋地などに用いる。
もきちばんねん【茂吉晩年】
北杜夫による斎藤茂吉の評伝。「青年茂吉」「壮年茂吉」「茂吉彷徨」に続く茂吉評伝四部作の最後の作品。平成10年(1998)刊。同年、第25回大仏次郎賞を受賞。
もきちほうこう【茂吉彷徨】
北杜夫による斎藤茂吉の評伝。平成8年(1996)刊。茂吉評伝四部作の第3作。この四部作により、平成10年(1998)第25回大仏次郎賞を受賞。→青年茂吉 →壮年茂吉 →茂吉晩年
もさ‐くさ
[副]行動などがのろいさま。ためらうさま。「夜具の中で—して居る」〈左千夫・隣の嫁〉
もしゃ‐くしゃ
[副](スル)「むしゃくしゃ
」に同じ。「胸の中が—して」〈谷崎・異端者の悲しみ〉
[名]「むしゃくしゃ
」に同じ。「夫の腹の底に在る—を殺(そ)いで」〈露伴・五重塔〉
[形動]「もじゃも...
も‐すこし【も少し】
[副]「もう少し」に同じ。「—こっちへきてここへ腰を掛けなさい」〈左千夫・野菊の墓〉
もちあい‐じょたい【持(ち)合い世帯】
1 数人または数家族が共同で営む世帯。 2 夫婦が互いの収入を持ち寄って営む世帯。共稼ぎ。
もち‐あつか・う【持(ち)扱う】
[動ワ五(ハ四)] 1 手で持って動かしたり、使ったりする。取り扱う。「何貫もの大石を—・って行かなければならなかった」〈島木健作・生活の探求〉 2 取り扱いに困る。もてあます。「彼は今や人知れ...
もと‐き【本木】
1 木の根もとの部分。⇔末木(うらき)。「その伽羅に—と末木との二つありて」〈鴎外・興津弥五右衛門の遺書〉 2 作品などを構想する中心となる材料。「昔物語などの、一興ある事を、—にとりなして事を...
モナ‐リザ【(イタリア)Monna Lisa】
《リザ夫人の意》レオナルド=ダ=ビンチ作の女性の肖像画。板に油彩。縦77センチ、横53センチ。神秘的な微笑で有名。ルーブル美術館蔵。ラ=ジョコンダ。