孔子(くじ)の倒(たお)れ
孔子のような聖人でも、時には失敗することがあるというたとえ。くじだおれ。「恋の山には—」〈源・胡蝶〉
くすこ‐の‐へん【薬子の変】
弘仁元年(810)平城上皇の寵(ちょう)を得ていた藤原薬子が、兄仲成らとともに上皇の重祚(ちょうそ)と平城京への遷都を企て、失敗に終わった事件。上皇は出家、薬子は自殺、仲成は殺された。
くすり【薬】
1 病気や傷の治療のために、あるいは健康の保持・増進に効能があるものとして、飲んだり、塗ったり、注射したりするもの。医薬品。「胃の—」 2 殺虫剤・除草剤など、動植物に対して主に毒性を働かせるも...
くっ・する【屈する】
[動サ変][文]くっ・す[サ変] 1 ㋐折れ曲がる。かがむ。かがまる。「腰が—・する」 ㋑何かをしようとする意欲・気力がなくなる。くじける。「失敗に—・せずやりとおす」 ㋒負けて服従する。屈服す...
くや・む【悔(や)む】
[動マ五(四)] 1 失敗したことや、十分にできなかったことなどを、あとから残念に思う。後悔する。「若いころの不勉強が—・まれる」 2 人の死を惜しみ悲しむ。「親友の死を—・む」 [用法]くやむ...
暗(くら)がりの犬(いぬ)の糞(くそ)
失敗を押し隠し、知らん顔をすることのたとえ。
クリア【clear】
《「クリアー」「クリヤー」とも》 [名](スル) 1 走り高跳びや棒高跳びで、バーを落とさずに跳び越えること。「一回目に軽く—する」 2 サッカーやホッケーで、守備側が味方陣内からボールを大き...
くり‐かえ・す【繰(り)返す】
[動サ五(四)] 1 同じことをもう一度、あるいは何度もする。反復する。「失敗を—・す」「歴史は—・す」 2 本のページなどをめくる。「戸棚から暦を出して—・して見ると」〈漱石・吾輩は猫である〉
くろ‐ぼし【黒星】
1 黒く丸いしるし。黒丸。 2 相撲の星取り表で負けを表す黒い丸。転じて、負けること。失敗すること。⇔白星。 3 的(まと)の中央にある黒い丸。 4 《3から》ねらったところ。急所。図星。「今思...
けい‐き【契機】
1 きっかけ。動機。「失敗を—に体制を立て直す」 2 ヘーゲルの弁証法の用語。全体を構成するために不可欠な要素。また、事物の動的過程において、その変化・発展を規定する本質的・必然的な通過段階。