釈迦(しゃか)にも経(きょう)の読(よ)み違(ちが)い
《仏教の開祖である釈迦牟尼(しゃかむに)でも時には経を読み誤るの意》どんなにすぐれた人でも、失敗することはあるというたとえ。弘法(こうぼう)にも筆の誤り。河童の川流れ。
シャーデンフロイデ【(ドイツ)Schadenfreude】
他人の不幸や失敗を見て喜ぶ気持ち。ざまを見ろ、いい気味だと思うこと。
しょう‐そう【焦燥/焦躁】
[名](スル)いらいらすること。あせること。「事業の失敗に—する」「—感」
しょうぞん【正尊】
謡曲。四番目物。観世弥次郎長俊作。平家物語などに取材。義経を討つために上洛した土佐坊正尊が、捕らえられて起請文(きしょうもん)を読んで弁解し、改めて夜討ちをかけるが失敗する。
しょうちゅう‐の‐へん【正中の変】
正中元年(1324)後醍醐天皇が側近の日野資朝(ひのすけとも)らと鎌倉幕府討伐を企てた政変。計画が事前に漏れて失敗し、資朝は佐渡に配流ののち殺されたが、天皇は無関係であると釈明して事なきを得た。
しょうぶ‐し【勝負師】
1 ばくちうち。また、棋士など勝ち負けを競うことを職とする人。 2 失敗する危険のある物事でも、大胆に行える人。「天性の—」
しょげ‐こ・む【悄気込む】
[動マ五(四)]「悄気返る」に同じ。「重なる失敗に—・む」
しょ・げる【悄気る】
[動ガ下一]失敗や失望でがっかりして、元気がなくなる。しゅんとなる。「先生にしかられて—・げる」
しり‐かくし【尻隠し】
1 自分の失敗や悪事を覆い隠すこと。 2 ズボンの尻にあるポケット。
しり‐ぬぐい【尻拭い】
[名](スル) 1 尻をふくこと。 2 他人の失敗などの後始末をすること。「子供の借金の—をする」