しつ【失】
1 うしなうこと。損失。 2 あやまち。失敗。「利潤に耽るは商人の—」 3 きず。欠点。「学者の—は人を侮(あなど)る」 4 野球で、失策の略。エラー。「三—」「遊—」
しつ【失】
[音]シツ(漢) [訓]うしなう うせる [学習漢字]4年 1 なくす。うしなう。うせる。「失業・失点・失望・失恋/遺失・消失・焼失・喪失・損失・得失・紛失・忘失・滅失・流失」 2 うっかり出し...
しゅとしょうしつ【首都消失】
小松左京の長編小説。「北海道新聞」「中日新聞」などで昭和58年(1983)から昭和59年(1984)にかけて連載。昭和62年(1987)舛田利雄監督により映画化。
しょう‐しつ【消失/銷失】
[名](スル)物が消えてなくなること。また、今まで有効だったものが、その効力などを失うこと。「権利が—する」
しょう‐しつ【焼失】
[名](スル)《古くは「じょうしつ」とも》焼けてなくなること。「貴重な文化遺産が—する」
しんけん‐そうしつ【親権喪失】
親が子に虐待や育児放棄を行い、子の利益を著しく害する場合に、家庭裁判所が親権を失わせること。→親権停止
しんしん‐そうしつ【心神喪失】
精神障害などによって自分の行為の結果について判断する能力を全く欠いている状態。心神耗弱より重い症状。刑法上は処罰されない。
じこ‐そうしつ【自己喪失】
⇒アイデンティティークライシス
じ‐しつ【自失】
[名](スル)自己を見失ってぼんやりすること。「突然の出来事に—する」「茫然(ぼうぜん)—」
じゅう‐かしつ【重過失】
注意義務違反の程度の大きい過失。人が当然払うべき注意をはなはだしく欠くこと。重大な過失。→軽過失