けいしゅうナザレえん【慶州ナザレ園】
上坂冬子によるルポルタージュ。昭和57年(1982)刊。植民地時代に朝鮮半島の男性と結婚し、戦後も韓国に取り残された日本人女性たちが暮らす老人ホームに取材し、歴史の悲劇と福祉のあり方を検証する。...
けい‐ぼう【閨房】
1 寝室。ねや。ねま。特に、夫婦の寝室。「—の語らい」 2 女性の居間。
けが・す【汚す/穢す】
[動サ五(四)] 1 大切なもの、清らかなものをよごす。「美しい心を—・す行為」「聖地を—・す」 2 恥ずべき行為などをして名誉・誇りを傷つける。「名を—・す」 3 能力、身の程を越えた地位につ...
けが・れる【汚れる/穢れる】
[動ラ下一][文]けが・る[ラ下二] 1 清らかさ、純粋さ、神聖さなどが損なわれて、よごれた状態になる。よごれる。「耳が—・れる」「神殿が—・れる」 2 名誉や誇りに傷がつく。「履歴が—・れる」...
け‐だし【蹴出し】
和装で、女性が腰巻の上に重ねてつける布。裾よけ。
けっこんのせいたい【結婚の生態】
石川達三の小説。昭和13年(1938)刊行。自身をモデルに、若い作家がひとりの女性と知り合い、結婚してからの2年間を描く。
け‐まき【毛巻】
江戸後期から明治にかけての女性の髪形の一。丸髷(まるまげ)の一種で、髪を巻きつけて元結を隠すもの。未亡人や葬儀参列の女性が結った。
けんもん‐の‐さんさいじょ【県門の三才女】
賀茂真淵門下の、すぐれた三人の女性。進藤茂子(筑波子(つくばこ))・油谷倭文子(しずこ)・鵜殿余野子(うどのよのこ)。
げい‐ぎ【芸妓】
歌舞や音曲などで、酒宴の座に興を添えることを業とする女性。芸者。芸子。
げい‐しゃ【芸者】
1 歌舞・音曲を行って酒宴の席に興を添えることを職業とする女性。芸妓(げいぎ)。 2 遊芸に秀でている者。「あの者は隠れもなき音曲の—に御座候」〈浮・桜陰比事・二〉 3 芸能を職業とする者。役者...