ぞうし‐め【雑仕女】
⇒雑仕(ぞうし)
たいがんのかのじょ【対岸の彼女】
角田光代の長編小説。平成16年(2004)刊行。同年、第132回直木賞受賞。平成18年(2006)テレビドラマ化。
たおや‐め【手弱女】
たおやかな女性。なよなよと優美な女性。たわやめ。⇔益荒男(ますらお)。
たつた‐ひめ【竜田姫/竜田比女/立田姫】
1 延喜式にみえる竜田比古竜田比女神社の祭神の一。 2 奈良の都の西方にある竜田山にいるという、秋をつかさどる女神。五行説で西が秋にあたるところからいう。東の佐保姫に対する。《季 秋》
たな‐ばた【七夕/棚機/織女】
五節句の一。7月7日の行事。この夜、天の川の両側にある牽牛(けんぎゅう)星・織女星が、年に一度会うといい、この星に女性が技芸の上達を祈ればかなえられるといって、奈良時代から貴族社会では星祭りをし...
たなばた‐つ‐め【棚機つ女】
1 織女星(しょくじょせい)のこと。「彦星と—と今夜(こよひ)逢ふ天(あま)の川門(かはと)に波立つなゆめ」〈万・二〇四〇〉 2 機(はた)を織る女。「我(あ)がためと—のそのやどに織る白たへは...
たらち‐め【垂乳女】
《「垂乳根(たらちね)」からの類推で生じた語》生みの母。母親。「—や止まりて我を惜しまましかはるにかはる命なりせば」〈千載・哀傷〉
たわや‐め【手弱女】
《「たわや」は「撓(たわ)」に接尾語「や」の付いたもの。「手弱」は当て字》なよなよとした女性。たおやめ。「—の思ひたわみてたもとほり我(あれ)はそ恋ふる舟梶(ふねかぢ)をなみ」〈万・九三五〉
たわれ‐め【戯れ女/遊女】
1 好色な女。身持ちの悪い女。「蕩子(たわれお)—の痴情にも近い多くのあわれさを考えたのも」〈藤村・新生〉 2 あそびめ。うかれめ。遊女(ゆうじょ)。「浪の上に浮かれて過ぐる—も頼む人には頼まれ...
だて‐おんな【伊達女】
格好のよさで人目を引く女。いきな女。