おと‐あわせ【音合(わ)せ】
[名](スル) 1 合奏・合唱などを始める前に、楽器や声の調子を合わせること。チューニング。 2 放送・演劇などの本番に先立って、効果音などをあらかじめ流してみること。
おとな‐し・い【大人しい】
[形][文]おとな・し[シク]《「おとな(大人)」の形容詞化で、大人らしいが原義》 1 性質や態度などが穏やかで従順なさま。「内気で—・い子」「—・く従う」 2 騒いだりしないで、静かなさま。比...
お‐ないぎ【御内儀】
他人の妻を敬っていう語。近世、主に京都で町屋の妻に対して使われ始めた。
おの‐はじめ【斧始め】
1 「手斧(ちょうな)始め1」に同じ。 2 新年に初めて斧で木を切ること。《季 新年》「音のきて雑木山すそ—/爽雨」
おぼろ‐ぞめ【朧染(め)】
染め色の名。着物の裾を薄く、上のほうへだんだん濃くぼかして染めたもの。江戸前期、寛文(1661〜1673)のころ、京都の紺屋新右衛門が始めたという。
思(おも)い立(た)ったが吉日(きちじつ)
何かをしようという気持ちになったら、その日が吉日と思ってすぐに始めるのがよい。思い立つ日が吉日。
おも・う【思う/想う/憶う/念う】
[動ワ五(ハ四)] 1 ある物事について考えをもつ。考える。 ㋐判断する。信じる。「これでよいと—・う」「そうは—・わない」「自分の—・ったとおりに行動しなさい」 ㋑決心する。決意する。「新しく...
おもり‐ずきん【錘頭巾】
額を覆った布の両端に鉛を入れて、風にひるがえらないようにした頭巾。江戸初期、女形の荻野沢之丞が使い始めた。沢之丞頭巾。
お‐やかましゅう【御喧しゅう】
《「おやかましゅうございました」の略》 1 人を訪問して別れるときに言うあいさつの語。 2 芸人・芸者などが演技を始めるとき、または終わったときに言うあいさつの語。「毎度—」
おゆどの‐の‐ぎしき【御湯殿の儀式】
皇子誕生のとき、吉日を選んで産湯(うぶゆ)を使わせる儀式。御湯殿始め。「—をはじめて、御弦打ち、書(ふみ)読む人も」〈夜の寝覚・五〉