そぎ‐あま【削ぎ尼】
髪を短くそいで肩のあたりに切りそろえた尼。「墨染めの袈裟に変はりし—姿」〈浄・伊賀越〉
そく‐がい【側臥位】
横を向いて寝た姿。腕を下にして横になった状態。→臥位
そく‐てん【側転】
[名](スル)体操で、開脚姿勢から両手を側方につき、倒立の姿勢を経て1回転すること。
ソクラテスのべんめい【ソクラテスの弁明】
《原題、(ギリシャ)Apologia Sōkratūs》プラトンの著作。告発されたソクラテスが法廷において弁明する姿を描き、その哲学の真髄を呈示。
そつ‐ぜん【卒然/率然】
[ト・タル][文][形動タリ]事が急に起こるさま。だしぬけ。突然。しゅつぜん。「—として姿を消す」
ソドム‐さん【ソドム山】
《Mount Sodom》イスラエル東部、死海の南西岸にある山。死海からの高さは約230メートル。岩塩でできた山として知られる。「ロトの妻」と呼ばれる、女性の姿に似た塩柱があり、旧約聖書の創世記...
そのおもかげ【其面影】
二葉亭四迷の小説。明治39年(1906)発表。秀才の教師小野哲也が義妹小夜子との恋に悩み、性格破綻者として没落していく姿を描く。
その‐まま【其の儘】
[名] 1 その状態のとおりで変化のないこと。もとのまま。今のまま。あるがまま。「—の姿勢でいる」「見てきた—を話す」 2 そのものに完全に似ていること。そっくり。「実戦—の演習」 [副]前...
そば‐む・く【側向く】
[動カ四]横を向く。「少し—・きたる姿、まことにらうたげなり」〈宇治拾遺・一〇〉 [動カ下二]横へ向ける。「何とて我より御顔を—・け給ふぞ」〈ぎやどぺかどる・上〉
そぼくとじょうかんのぶんがく【素朴と情感の文学】
《原題、(ドイツ)Ueber naive und sentimentalische Dichtung》ドイツの詩人シラーの論文。1795年から1796年にかけて、月刊文芸誌「ホーレン」に掲載。対...