やじろべえ【弥次郎兵衛】
「東海道中膝栗毛」中の人物。江戸の住人で、喜多八とともに失敗やこっけいを演じながら東海道・京・大坂を旅する。 《荷物を振り分けにした姿のをかたどったところから》玩具の一。短い棒に人形をつけ...
やすめ【休め】
《動詞「休む」の命令形から》休むように、または楽な姿勢をとるように号令をかけること。また、その姿勢。号令としても用いる。「—を宣する」
や‐だいじん【矢大神/矢大臣】
1 神社の随身門(ずいじんもん)に安置してある2体の神像のうち、向かって左方の神像の俗称。⇔左大神。→随身門 2 《姿が1に似ているところから》居酒屋で、空樽(あきだる)に腰掛けて酒を飲むこと。...
ヤックラム‐じ【ヤックラム寺】
《Chua Giac Lam》ベトナム南部の都市ホーチミンの市街中心部にある仏教寺院。1744年に建立。ホーチミン最古の寺院として知られる。本堂や七重の塔があり、二度改築されたが建造当初の姿を留...
やっこ‐おどり【奴踊(り)】
民俗芸能の一。奴2の姿に扮(ふん)し、素手や毛槍・さおを持って踊るもの。歌舞伎舞踊にもある。
やっこ‐だこ【奴凧】
凧の一。奴2が両袖を左右に突っ張った姿に作ったもの。《季 春》
やつし【俏し/窶し】
1 身をやつすこと。また、やつした姿。 2 おしゃれをすること。また、その人。「さてこそ一方ならぬ御—と見たるも」〈紅葉・不言不語〉 3 「俏し方(がた)」「俏し事」の略。
やつ・す【俏す/窶す】
[動サ五(四)] 1 目立たないように姿を変える。また、みすぼらしい姿にする。「身を—・す」 2 やせるほど思い込む。顔形が変わるほど、一つのことに夢中になる。「恋に身を—・す」 3 出家する。...
やつれ【窶れ】
1 病気や心労でやつれること。また、そのようす。「—が見える」「面(おも)—」 2 見栄えがしなくなること。「何ばかりの御身の—にかはあらむ」〈源・若菜下〉 3 人目につかないように、みすぼらし...
やつれ‐すがた【窶れ姿】
やせ衰えた姿。また、みすぼらしいかっこう。