シェーンビューエル‐じょう【シェーンビューエル城】
《Schloß Schönbühel》オーストリア北東部、ニーダーエスターライヒ州西部の町メルク北西郊にある城。ドナウ川の屈曲部を見下ろす高台に位置する。中世の要塞に起源し、14世紀にメルク修道...
シェーンブルン‐きゅうでん【シェーンブルン宮殿】
《Schönbrunn》オーストリアの首都、ウィーンにある同国最大の宮殿。1695年、レオポルト1世の命で、フィッシャー=フォン=エルラッハの設計によりバロック式の夏の離宮として建造。のちにニコ...
しおくみ【汐汲】
歌舞伎舞踊。長唄。2世桜田治助作詞、2世杵屋正次郎作曲。謡曲の「松風」に取材したもの。七変化「七枚続花の姿絵」の一つとして、文化8年(1811)江戸市村座初演。
しお‐た・れる【潮垂れる/塩垂れる】
[動ラ下一][文]しほた・る[ラ下二] 1 みすぼらしいようすになる。元気がないように見える。「しょぼしょぼと—・れた姿で帰って来る」〈花袋・田舎教師〉 2 衣服などが潮水にぬれて、しずくが垂れ...
しおひがりず【潮干狩図】
葛飾北斎の筆による一幅の屏風。遠くに富士山を望む浜辺で潮干狩りを楽しむ人々の姿を描いたもの。国の重要文化財に指定されている。大阪市立美術館蔵。
シカゴししゅう【シカゴ詩集】
《原題Chicago Poems》サンドバーグの詩集。1916年刊。米国中西部の都会に暮らす人々や自然の姿を生き生きとうたう。
しき‐がみ【式神/識神】
陰陽道(おんようどう)で、陰陽師が使役するという鬼神。変幻自在な姿で、人の善悪を監視するという。しきのかみ。しきじん。しき。
しき‐そう【色相】
1 色合い。色調。 2 彩度・明度とともに、色の三属性の一。有彩色で、赤・黄・青など他の色と区別するよりどころとなる色の特質。色合い。 3 仏語。肉眼で見ることのできる姿・形。
鴫(しぎ)の看経(かんきん)
鴫が田の中などに静かに立っているさまを、経をよむ姿に見立てた語。《季 秋》
しころ‐びき【錣引/錏曳】
屋島の戦いで、平景清と源氏方の美尾谷(みおのや)十郎国俊が格闘し、景清がつかんだ国俊の兜の錏が切れたという伝説。歌舞伎に脚色され、さまざまな趣向で演じられた。一幕物としては、摩耶山で非人姿の景清...