そとうば【卒塔婆】
「そとば(卒塔婆)」に同じ。
そとば【卒塔婆/率塔婆/卒都婆】
《(梵)stūpaの音写。髪の束・頭部の意》 1 仏舎利を安置したり、供養・報恩をしたりするための建造物。インド・中国では土石や塼(せん)を積み、日本では木材を組み合わせてつくる。塔。塔婆。そと...
たぬき‐ばばあ【狸婆】
年老いてずるがしこくなった女をののしっていう語。
たん‐ぽ【湯婆】
《唐音》 1 湯たんぽ。《季 冬》 2 京阪地方で、酒を温めるのに用いる、銅・真鍮(しんちゅう)製の筒形の器をいう。ちろり。
だつえ‐ば【奪衣婆/脱衣婆】
三途(さんず)の川の岸にいて、亡者の衣服をはぎ取り、衣領樹(えりょうじゅ)の上に待つ懸衣翁(けんえおう)に渡すという老女の鬼。
ちょうせき‐そとば【町石卒塔婆】
道しるべのため、仏教寺院の参道に、1町(約109メートル)ごとに建てられた石の塔婆(とうば)。高野山金剛峰寺(こんごうぶじ)のものが有名。壇上から奥の院まで37基、壇上から慈尊院まで180基を数...
ちょう‐そとば【町卒塔婆】
⇒町石(ちょうせき)卒塔婆
てんば【転婆】
《語源未詳。「転婆」は当て字》「御転婆(おてんば)」に同じ。「こいつはしゃべりの—め」〈浄・薩摩歌〉
とうば【塔婆】
「卒塔婆(そとうば)」の略。→卒塔婆(そとば)
とりあげ‐ばば【取(り)上げ婆】
出産のときに子供を取り上げたり、産婦・産児の世話をしたりする女性。昔は年配の人が多かったのでいう。助産婦。