こう【閤】
[人名用漢字] [音]コウ(カフ)(漢) [訓]くぐりど 1 婦人の寝室。「閨閤(けいこう)」 2 宮殿。御殿。「閤下/太閤」
こ‐うえ【故上】
死去した、貴族の婦人。「装束などは、乳母(めのと)、また—の御人どもなどしてせさす」〈枕・三一五〉
こうがい‐わげ【笄髷】
婦人の髪の結い方の一。笄に髪を巻きつけた形の髷(まげ)。室町時代に宮中の女官たちが下げ髪をとめるためにしたところから、江戸時代に一般に行われるようになった。こうがいぐる。こうがいまげ。
こう‐きゅう【後宮】
1 皇后や妃などが住む宮中奥向きの宮殿。平安京内裏では、天皇の住む仁寿殿(じじゅうでん)の後方の承香(しょうきょう)・常寧・貞観(じょうがん)・麗景・宣耀(せんよう)・弘徽(こき)・登花の七殿と...
こう‐けい【紅閨】
婦人の寝室。「翠帳(すいちょう)—」
こう‐ぼう【後房】
1 家の奥にあるへや。特に、婦人のへや。 2 眼球で、虹彩と水晶体および毛様体に囲まれた部分。毛様体から分泌される房水で満たされている。後眼房。→眼房
こくさい‐じょせいデー【国際女性デー】
婦人の政治的解放をめざす国際的な連帯行動の日。毎年3月8日。1910年の国際社会主義婦人会議で、ドイツのクララ=ツェトキンが提唱。日本では1923年(大正12)から行われている。婦人の日。国際婦...
こくさい‐ふじんねん【国際婦人年】
国際年の一。1975年(昭和50)がそれに当てられ、婦人の地位を高め、男女差別撤廃をめざす運動が行われた。
こく‐せい【哭声】
泣き叫ぶ声。「遥に啾々(しゅうしゅう)たる婦人の—あり」〈竜渓・経国美談〉
こくぼう‐ふじんかい【国防婦人会】
昭和7年(1932)大阪で結成された婦人団体。出征兵士の送迎など、戦争協力団体として活動。同17年愛国婦人会と合併して大日本婦人会となった。正式名称は大日本国防婦人会。