ごそく‐もじ【御息文字】
[名・形動ナリ]《近世語》御息災(ごそくさい)の女性語。「お煩ひも遊ばさず—の鎌倉入り」〈浄・源平躑躅〉
ご‐もじ【五文字】
1 五つの文字。特に連歌や俳諧で、発句または平句(ひらく)中の5音。いつもじ。 2 雑俳の一。前句付けが縮小されたもので、付句を5文字にしたもの。のちには7字・14字のものが多くなった。五文字付...
さい‐じ【細字】
細かい字。小さい文字。
さいどく‐もじ【再読文字】
漢文の訓読の際、二度読む文字。「当」を「まさに…べし」、「将」を「まさに…(んと)す」と読む例など。再読字。
さく‐じ【作字】
[名](スル)印刷で、必要とする活字がないときに、既存の活字の部分を合成したり削ったりして新しい活字を作ること。また、その作った活字。パソコンなどで、内蔵・登録されていない字体を作ることにもいう。
さだまり‐じ【定まり字】
⇒決まり字
さ‐もじ【さ文字】
1 魚または鯖(さば)をいう女房詞。「女御より—まゐる」〈御湯殿上日記〉 2 「さびし」「ささやか」など「さ」で始まる言葉をいう語。主に女性が用いた。「一日進ぜたる文は、—にして(=裂イテ)お捨...
さ‐もじ【左文字】
銘に「左」の一字のある刀。南北朝のころの筑前の刀工で、正宗の高弟という左衛門三郎慶源を祖とする左家(さけ)の鍛えたもの。さもんじ。
サロゲート‐もじ【サロゲート文字】
UTF-16で用いられるサロゲートペアで符号化された文字。
さんこう‐いちもんじ【三光一文字】
紋所の名。一文字の上に三つの星を三角形に置いたもの。三星(みつぼし)一文字。