ひかく‐ぶんがく【比較文学】
2国以上の文学を比較し研究する学問。文学相互の影響関係やそれぞれの特色などを実証的に調査・検討し、さらに国際的な文学の流れを明らかにしようとするもの。
ひ‐がく【非学】
1 学問のないこと。無学。 2 仏教で、大乗・小乗の学問を修めていないこと。
ひ‐じ【秘事】
1 秘密にしている事柄。 2 人に容易には教えない学問・芸事などの奥義。
ひっせき‐がく【筆跡学】
書かれた文字について理論的、実際的に研究する学問。筆跡と性格との関係を研究する性格学的筆跡学と、複数筆跡間の執筆者が同一人か否かを判断する筆跡鑑定とがある。
ひっ‐たん【筆端】
1 筆の先。 2 書画や文章の筆の運び。また、それで書いたもの。「—に記せざるは勿論、言外にも其意味を見ず」〈福沢・学問のすゝめ〉
ひつ‐よう【必用】
[名・形動]必ず用いなくてはいけないこと。なくてはならないこと。また、そのさま。「学問には文字を知ること—なれども」〈福沢・学問のすゝめ〉
ひとり‐まなび【独り学び】
指導者なしに、自分だけで学問や技芸を勉強すること。独学。独習。また、そのための書物。独習書。
ひ‐やく【非役】
担当する役目がなくていること。また、役目をやめさせられること。「—の華族は己を敬する者なきを憂い」〈福沢・学問のすゝめ〉
ひょう‐てき【標的】
1 射撃や弓術などに使うまと。 2 攻撃目標。ターゲット。「敵の—になる」 3 手本・模範・目標とするもの。「以て人民の由る可き—を示す者なかる可らず」〈福沢・学問のすゝめ〉
び‐がく【美学】
《aesthetics》 1 美の本質、美的価値、美意識、美的現象などについて考察する学問。 2 美しさに関する独特の考え方や趣味。「男の—」 [補説]書名別項。→美学