うじかみ‐じんじゃ【宇治上神社】
京都府宇治市にある神社。祭神は応神(おうじん)天皇・仁徳(にんとく)天皇・菟道稚郎子(うじのわきいらつこ)。本殿は現存する日本最古の流れ造りの神社建築として知られ、拝殿とともに国宝に指定される。...
う‐ず【雲珠】
唐鞍(からくら)とよぶ馬具の飾りで、金銅の火炎形の内に宝珠を納め、その台座を尻繋(しりがい)につけたもの。うんじゅ。
うたい【謡】
《動詞「うた（歌）う」の連用形から》能の詞章。また、これに節をつけて謡うこと。観世・宝生・金春(こんぱる)・金剛・喜多などの流儀がある。謡曲。
うたまい‐どころ【歌舞所】
奈良時代ごろの歌舞をつかさどった役所。大宝令にある雅楽寮の一部か、別の役所かは不明。日本固有の歌舞を扱ったらしい。
うち‐いだ・す【打ち出だす】
［動サ四］ １ 出す。特に、出衣(いだしぎぬ)をする。「衣の褄(つま)重なりて—・したるは」〈栄花・わかばえ〉 ２ 口に出して言う。言い出す。「露は別れの涙なるべし、といふことを頭の中将の—・し...
うちごう【内郷】
福島県いわき市の中央部の地区。旧市名。炭鉱町として発展。国宝の白水阿弥陀堂(しらみずあみだどう)がある。→いわき
うち‐まいり【内参り】
１ 宮中へ参上すること。参内(さんだい)。「右大将のぬし、五節(ごせち)いだし給ひて、—の夜」〈延宝版宇津保・嵯峨院〉 ２ 「入内(じゅだい)」に同じ。「かく—や何やと我が方ざまをのみ思ひ急ぐや...
うづきのもみじ【卯月の紅葉】
浄瑠璃。世話物。三段。近松門左衛門作。宝永3年（1706）大坂竹本座初演。大坂心斎橋の古道具商笠屋の娘お亀と養子婿との心中事件を脚色したもの。続編に「卯月の潤色(いろあげ)」がある。
ウフィツィ‐びじゅつかん【ウフィツィ美術館】
《Galleria degli Uffizi》イタリア、フィレンツェのウフィツィ宮内にある美術館。メディチ家の収集品をもとに、イタリアルネサンスの名品の宝庫。
うほう‐どうじ【雨宝童子】
両部神道の神。右手に宝棒(ほうぼう)、左手に宝珠を持つ童子形の神像で表される。天照大神(あまてらすおおみかみ)が日向(ひゅうが)に下生(げしょう)したときの姿。また、大日如来の化現(けげん)した...
