きゃっかんてき‐だとうせい【客観的妥当性】
概念や判断が客観的な事実や事象に正しく合致していて普遍性をもつこと。
きゃっかん‐テスト【客観テスト】
採点者の主観に左右されず、機械的に採点できる形式のテスト。結合法・穴埋め法・多肢選択法など。
きゃっかん‐びょうしゃ【客観描写】
対象をあるがままに、作者の主観を加えずに描き出すこと。自然主義文学で多く試みられた。
つぐのい‐びと【償い人/客作児】
古代、官庁に雇用され労役に当たった者。つくねひと。
ハッカ【客家】
《中国語方言、客家(ハッカ)語》中国で、広東・広西・江西・福建などに住む、かつて華北から移住してきた漢民族の一派。独自の習俗・言語(客家語)を保持している。
ハッカ‐どろう【客家土楼】
⇒土楼
まら‐ひと【客/賓】
《「まら」は「まれ(稀)」の交替形》「まろうど」に同じ。「薬師は常のもあれど—の今の薬師貴かりけり賞(め)だしかりけり」〈仏足石歌〉
まれ‐びと【客/賓/客人】
《まれに来る人の意》 1 民俗学で、異郷から来訪する神をいう。人々の歓待を受けて帰ると考えられた。折口信夫の用語。 2 「まろうど」に同じ。「—の饗応なども」〈徒然・二三一〉
まろうど【客/賓/客人】
《「まらひと」の音変化。古くは「まろうと」》訪ねて来た人。きゃく。きゃくじん。「観兵の間に設けたる夕餉に急ぐ—、群立ちてここを過ぎぬ」〈鴎外・文づかひ〉
まろうど‐い【客居/賓居】
客を通す座敷。客間。応接間。「例の—の方におはするにつけても」〈源・早蕨〉