かおち‐だに【香落渓】
《「こおちだに」とも》三重県中西部、名張市にある渓谷。名張川支流の青蓮寺(しょうれんじ)川上流の両岸約8キロメートルにわたって安山岩の柱状節理の断崖・奇岩が続く景勝地。「関西の耶馬渓(やばけい)...
カオルアン‐どうくつ【カオルアン洞窟】
《Khao Luang Cave》タイ中南部の都市ペッチャブリーにある洞窟。市街中心部の南約5キロメートルの岩山に位置する。王室とゆかりが深く、ラーマ4世が瞑想に訪れたほか、ラーマ5世が作らせた...
か‐かく【下角】
1 左右の大脳半球にある側脳室のうち、側頭葉の内側にある部分。側脳室下角。 2 肩甲骨の下部のとがった部分。肩甲骨下角。 3 左右の恥骨によって形成される、恥骨結合下部の角。男性は90度以下で、...
かか・ゆ【抱ゆ】
[動ヤ下二]《「かか(抱)う」が室町時代以降ヤ行に転じて用いられた語。終止形は「抱ゆる」となる例が多い》「抱える」に同じ。「乗合一同、旅の苦を忘れて、腹を—・ゆるほどに」〈魯文・西洋道中膝栗毛〉...
かがくしゅう【下学集】
室町中期の国語辞書。2巻。著者未詳。文安元年(1444)成立。天地・時節・神祇(しんぎ)・言辞など18部門に分類し、用字・意味・語源を簡単に記したもの。
かがく‐ロケット【化学ロケット】
燃料の燃焼(化学反応)を推力として利用するロケットの総称。固体ロケット、液体ロケットがあり、いずれも燃料と酸化剤を燃焼室で燃焼し、高温・高圧のガスを発生させ、ノズルから超音速で噴き出すことで推力...
かが‐そうどう【加賀騒動】
江戸中期、加賀藩主前田吉徳(まえだよしのり)の死後に起こったお家騒動。家老前田直躬(まえだなおみ)と、財政改革のために登用された大槻伝蔵(おおつきでんぞう)との対立に加え、吉徳の側室真如院がから...
かが‐ぶし【加賀節】
1 室町時代に流行した小歌。加賀国から出た遊女(加賀女(かがめ))が都で歌いはやらせたものという。 2 「嘉太夫節(かだゆうぶし)」に同じ。 3 万治・寛文(1658〜1673)のころ、江戸で歌...
かきつ【嘉吉】
室町中期、後花園天皇の時の年号。1441年2月17日〜1444年2月5日。
かぎゅう‐そう【蝸牛窓】
中耳の鼓室の内側壁にある円形の小孔。内耳の蝸牛2に通じているが、第二鼓膜によって閉ざされている。正円窓。