しゅく‐しょく【宿食】
食べた物が消化しないで胃の中にたまること。また、その食べ物。しゅくじき。「四百四種の病は—を根本と為す」〈雑談集・四〉
しゅく‐じき【宿食】
「しゅくしょく(宿食)」に同じ。〈日葡〉
しゅく‐すい【宿酔】
「二日酔(ふつかよ)い」に同じ。
しゅく・する【宿する】
[動サ変][文]しゅく・す[サ変]宿泊する。やどる。泊まる。「知人宅に—・する」
しゅく‐せき【宿昔】
昔から今までの間。従来。また、むかし。以前。「—青雲の志を達するは乱世に在り」〈福沢・福翁自伝〉
しゅく‐せつ【宿雪】
日数を経てまだ消えないで残っている雪。残雪。
しゅく‐ぜん【宿善】
仏語。前世で行ったよい行為。前世で積んだ善根。しゅうぜん。⇔宿悪。
しゅく‐そう【宿草】
⇒宿根草(しゅっこんそう)
しゅく‐そん【宿存】
《「しゅくぞん」とも》萼(がく)・花柱などが花期を過ぎても落ちないで残ること。また、葉が冬を通してなお生存すること。
しゅくそん‐がく【宿存萼】
花が枯れ落ちたあとも枯れずに残っている萼。カキ・バラ・ナスなどにみられる。