くま【熊】
1 食肉目クマ科の哺乳類の総称。全般に大形で、がっしりした体格をし、足の裏をかかとまで地面につけて歩く。ヨーロッパ・アジア・北アメリカおよび南アメリカ北部に分布し、ホッキョクグマ・マレーグマなど...
クリーピング‐インフレーション【creeping inflation】
好況・不況に関係なく、物価水準が徐々に、しかも持続的に上昇する状態。忍び寄るインフレ。
くわえ【加え】
1 増しふやすこと。 2 酒を銚子などに注ぐこと。また、注ぐのに用いる器。「銚子、—の酒過ぎて」〈浮・一代男・八〉 3 婚礼などのとき、2を持って本酌人を助ける役の者。「花嫁君に二度つぎて…—は...
こ‐じわ【小皺】
細かいしわ。「—が寄る」
こ‐つみ【木積み】
木のくず。「堀江より朝潮満ちに寄る—貝にありせばつとにせましを」〈万・四三九六〉
こ‐の‐は【木の葉】
1 樹木の葉。きのは。 2 落ち葉。枯れ葉。梢(こずえ)に散り残っている葉。《季 冬》「人待つや—かた寄る風の道/素堂」 3 《木の葉が風にたやすく散るところから》軽いもの、小さいものについてい...
こんみり
[副]濃厚なさま。味がこってりとして深みのあるさま。「煎(せん)じ茶に寄る夫婦の縁御中(おんなか)こちごち—とこそなりにけれ」〈浄・善光寺御堂供養〉
さざなみ‐の【細波の】
[枕] 1 「さざなみ」から、琵琶湖西南部の地名「大津」「志賀」などにかかる。ただし、これを枕詞とみないで、地名そのものとする説もある。「—志賀の大わだよどむとも」〈万・三一〉 2 波のつくり...
さざれ‐なみ【細波】
[名] 1 さざ波。「—浮きて流るる泊瀬川(はつせがは)寄るべき磯のなきがさぶしさ」〈万・三二二六〉 2 さざ波がしきりに、または、絶えず立つところから、「しくしくに」「やむ時もなし」「間(ま...
さし‐のぞ・く【差し覗く】
[動カ五(四)] 1 すきまや物陰から、そっとのぞく。「馬に面して彳(たたず)んだ月下の美女の姿を—・くが如く」〈鏡花・高野聖〉 2 ようすを見に立ち寄る。訪れる。「日々に参り給ふ音すれど、こな...