かんく‐の‐みず【寒九の水】
寒九に汲(く)む水。薬を飲むのによいといわれる。《季 冬》
かん‐けい【寒閨】
独り寝の寂しい寝所。空閨(くうけい)。
かん‐けん【寒暄】
《「暄」は暖かい意》寒さと暖かさ。寒暖。「—のあいさつ」
寒暄(かんけん)を叙(じょ)・す
時候のあいさつをする。
かん‐げいこ【寒稽古】
武道・芸道で、寒中の早朝・夜間などに行う稽古。《季 冬》「—子弟の骨を鍛へけり/碧梧桐」
かん‐げつ【寒月】
冬の夜の冷たくさえわたった光の月。《季 冬》「—や我ひとり行く橋の音/太祇」
かん‐こう【寒光】
さむざむとした光。
かんこう‐き【寒候期】
一年のうち、冬とその前後の期間。気象庁の統計では10〜3月としている。→寒候期予報 →暖候期
かんこうき‐よほう【寒候期予報】
気象庁が発表する季節予報の一つ。12〜2月の平均気温・合計降水量・日本海側の合計降雪量など、その年の冬の天候の大まかな傾向を予報するもので、毎年9月25日頃に、三か月予報と同時に発表される。→暖...
かんこう‐じゅす【観光繻子】
縦糸に絹糸、横糸に綿糸を使って交ぜ織りにし、光沢をつけて唐繻子(とうじゅす)に似せた織物。明治初期に、産地の群馬県桐生が東京浅草の観光社に託して販売したので、この名がある。 [補説]「看光繻子」...