か‐ぜい【寡勢】
少ない軍勢。わずかな人数。無勢(ぶぜい)。「漢の—を滅しえぬ」〈中島敦・李陵〉
かとう‐せい【寡頭制】
少数者が権力を握って行う独裁的な政治形態。寡頭政治。オリガーキー。
かとう‐せいじ【寡頭政治】
⇒寡頭制
か‐とく【寡徳】
身に備わる徳望が少ないこと。自身をへりくだっていうのに用いる。「このような仕儀となりましたのも私の—の致すところです」
寡(か)は衆(しゅう)に敵(てき)せず
《「孟子」梁恵王上から》「衆寡(しゅうか)敵(てき)せず」に同じ。
か‐ふ【寡夫】
妻に死に別れて再婚しないでいる男性。やもめ。やもお。
か‐ふ【寡婦】
1 夫に死に別れて再婚しないでいる女性。やもめ。後家(ごけ)。未亡人。 2 夫と離婚し、そのまま再婚しないでいる女性。
か‐ぶん【寡聞】
見聞が狭く浅いこと。謙遜していうときの語。「—にして存じません」
か‐へい【寡兵】
少数の兵力。少ない軍兵。「—よく大軍を破る」
か‐もく【寡黙】
[名・形動]口数が少ないこと。また、そのさま。「—な人」