さす‐が【刺刀】
1 腰刀。また、懐刀(ふところがたな)。突き刺すのに使うのでいう。 2 刀の鞘(さや)の差裏(さしうら)に添える小刀。小柄(こづか)。 3 細工用の小刀。
しな‐だま【品玉】
1 いくつもの玉や小刀などを空中に投げ上げては巧みに受け止める曲芸。たまとり。 2 手品。
しゅり‐けん【手裏剣】
手に取って敵に投げつける武器。主として小刀(こがたな)を用いたが、近世になって釘形・十字形などさまざまな形状のものが使用された。
しょう【小】
[音]ショウ(セウ)(呉)(漢) [訓]ちいさい こ お さ [学習漢字]1年 〈ショウ〉 1 ちいさい。「小心・小刀・小児(しょうに)/狭小・群小・弱小・縮小・大小・微小・矮小(わいしょう)...
しょ‐とう【書刀】
1 古代中国で、文字を書くための竹簡を削るのに用いた刀。 2 紙を切る小刀。紙切り小刀。ペーパーナイフ。
すい‐とう【錐刀】
1 きりと小刀。また、先のとがった刃物。 2 ささいなこと。わずかなこと。
そえ‐こ【副え子】
腰刀の差裏に差し込む小刀。裏差(うらざ)し。→表差(おもてざ)し
たちばい【太刀奪】
狂言。太郎冠者が通行人の太刀を奪おうとして逆に主人の小刀を取られ、主人は待ち伏せてその男を捕らえるが、太郎冠者の失敗で逃がしてしまう。たちうばい。
だい‐しょう【大小】
1 大きいことと小さいこと。大きいものと小さいもの。「事の—かかわらず報告する」 2 大刀(だいとう)と小刀。「—を腰に帯びる」 3 大鼓(おおつづみ)と小鼓。 4 大の月と小の月。
ちいさ‐がたな【小さ刀】
1 腰刀の異称。 2 近世、武士が登城の際に用いた、柄糸(つかいと)を巻いた鐔(つば)つきの短刀。殿中差し。小刀(しょうとう)。