さんのう‐ごんげん【山王権現】
《「日吉(ひえ)山王権現」の略》日吉(ひよし)大社・日枝(ひえ)神社の祭神。
さんのう‐しちしゃ【山王七社】
日吉(ひよし)大社の本社・摂社・末社をあわせて二十一社を上・中・下に七社ずつ分けていう呼び名。特に、上の七社をさす。大宮・二宮・聖真子・八王子・客人・十禅師・三宮の七所。ななのやしろ。
さんのう‐とりい【山王鳥居】
鳥居形式の一。明神鳥居の笠木(かさぎ)の上の中央に棟柱(むなばしら)を立て、木材を合掌形に組み渡し、その頂上に烏頭(からすがしら)という反りのある木を置いたもの。日吉(ひよし)大社の鳥居に始まる...
さんのう‐にじゅういっしゃ【山王二十一社】
日吉(ひよし)大社の上七社・中七社・下七社の総称。
さんのう‐まつり【山王祭】
滋賀県大津市の日吉(ひよし)大社の例祭。山王権現の使者が猿であるとの信仰から、毎年陰暦4月の申(さる)の日に行われた。現在は4月14日。日吉祭。《季 春》
東京都千代田区にある日枝(ひえ)神...
さん‐ぷく【山腹】
山頂と麓との間の部分。中腹。
さん‐ぼう【山房】
1 山の中にある家。山荘。 2 (多く、他の語の下に付けて)書斎。「漱石—」
さん‐ぽう【山砲】
山地など、車両の使用ができない地域での使用に適するように作られた火砲。分解して運搬ができる。
さん‐みゃく【山脈】
山地が、細長く連なって脈状をなしているもの。比較的高く険しい山々についていう。「褶曲(しゅうきょく)—」「ヒマラヤ—」
さん‐みん【山民】
山中で暮らしを立てる人。猟師など。