みなし‐がわ【水無し川】
[名]水のない川。みなせがわ。転じて、天の川。「ひさかたの天つしるしと—隔てて置きし神代し恨めし」〈万・二〇〇七〉 [枕]水の流れの絶えた川の意から、「絶ゆ」にかかる。「—絶ゆといふことをあ...
みなせ‐がわ【水無瀬川】
大阪府北東部、三島郡島本町を流れ、淀川に合流する川。[歌枕]「見わたせば山もとかすむ—夕べは秋となに思ひけむ」〈新古今・春上〉
みなせ‐がわ【水無瀬川】
[名]水のない川。また、川床だけあって水が地下を流れている川。みなしがわ。「うらぶれて物は思はじ—ありても水は行くといふものを」〈万・二八一七〉 [枕]地下を流れる川の意から、「下」にかかる...
みなと‐がわ【湊川】
神戸市の六甲山に源を発し、南流して兵庫区・中央区の境辺りで大阪湾に注いでいた川。明治時代に河道が変えられ、新湊川として長田区苅藻島の西で海に注ぐ。長さ12キロ。旧河道は新開地となった。 神戸...
みな‐の‐がわ【男女川/水無川】
茨城県の筑波山に源を発し、南流して桜川に合流する川。[歌枕]「筑波嶺の峰より落つる—恋ぞつもりて淵となりける」〈後撰・恋三〉
みぶ‐がわ【三峰川】
長野県南東部を流れる川。天竜川最大の支流。赤石山脈の仙丈(せんじょう)ヶ岳南西斜面に源を発し南流し、荒川を合わせてほぼ中央構造線に沿って北流。さらに西に転じて伊那山地を横切り、伊那市の西部で天竜...
みもすそ‐がわ【御裳濯川】
伊勢神宮の内宮神域内を流れる五十鈴川(いすずがわ)の異称。倭姫命(やまとひめのみこと)がこの清流で裳を洗い清めたという故事による名。
みや‐がわ【宮川】
三重・奈良県境にある大台ヶ原山に源を発し、北東流して伊勢湾に注ぐ川。上流に大杉谷があり、下流域に伊勢神宮がある。長さ90.7キロ。 岐阜県、飛騨山地の川上岳(かおれだけ)に源を発し、高山市を...
みやがわ【宮川】
姓氏の一。 [補説]「宮川」姓の人物宮川香山(みやがわこうざん)宮川長春(みやがわちょうしゅん)
むかわ
北海道勇払郡の地名。鵡川(むかわ)の下流域に位置する。平成18年(2006)鵡川町と穂別町が合併して成立。シシャモ漁で知られる。