しゃ‐かく【社格】
1 国家が神社を待遇するうえで設けた格式。日本書紀の崇神天皇七年の条には天社(あまつやしろ)・国社(くにつやしろ)を定めたとあり、律令体制が整ってからは式内社・式外(しきげ)社・官幣社・国幣社お...
しん‐へいみん【新平民】
明治4年(1871)の太政官布告によって、それまでの賤民扱いから平民に編入された人々に対する新たな差別的呼称。
じ‐へん【事変】
1 天変地異や突発的な騒動などの、非常の出来事。変事。 2 警察力では抑えきれず、軍隊の出動を必要とする程に拡大した騒乱。 3 宣戦布告なしに行われる国家間の戦闘行為。「満州—」
じん‐ぶれ【陣触れ】
陣中で出す布告。また、出陣の命令。軍令。「いざ追っかけん、—せよと」〈浄・矢口渡〉
せん‐しょ【戦書】
宣戦布告の文書。「交戦に及ぼうとの—をも送った」〈藤村・夜明け前〉
せん‐そう【戦争】
[名](スル) 1 軍隊と軍隊とが兵器を用いて争うこと。特に、国家が他国に対し、自己の目的を達するために武力を行使する闘争状態。国際法上は、宣戦布告により発生し、当事国間に戦時国際法が適用される...
だいじょうかん‐ふこく【太政官布告】
⇒だじょうかんふこく(太政官布告)
デクレア【declare】
宣言すること。公表。布告。
にっしょう‐き【日章旗】
日本国の国旗である日の丸の旗。縦横比が2対3の白地の長方形の中央に、縦幅の5分の3の直径をもつ紅色の日章を配する。明治3年(1870)の太政官布告で日本の商船が掲げるべき旗と定められ、のち実質上...
にっちゅう‐せんそう【日中戦争】
昭和12年(1937)7月の盧溝橋(ろこうきょう)事件をきっかけにして起こった日本と中国との間の戦争。はじめ日本政府は支那事変あるいは日支事変とよび、宣戦布告も行わなかったが、戦線は全中国に拡大...