つの‐ざめ【角鮫】
ツノザメ目ツノザメ科の海水魚。全長約1メートル、灰褐色。2基ある背びれの前縁に鋭いとげがあり、しりびれはない。日本では東北以南の沿岸に分布。練り製品の原料にする。
つのめ‐どり【角目鳥】
ウミスズメ科の鳥。全長約35センチ。頭と背は黒く、顔と腹は白い。くちばしは大きく、左右からつぶしたように平たい。目の後方に黒線があり、夏、目の上に角状の飾りが出る。北太平洋に分布し、冬に北日本に...
つばくろ‐えい【燕鱏】
アカエイ科の海水魚。全長約1メートル。体は幅が広い菱形で、尾は細くて短く、毒のとげがある。背面は緑色を帯びた灰褐色、腹面は白色。本州中部以南に分布。練り製品の原料。
つばな‐か・す【茅花かす】
[動サ四]《茅花の穂のようにする意》綿などをつまみひろげ、ほぐして柔らかにする。また転じて、気分を解きほぐす。心をなごませる。「これを布子へ入れて、余ったを—・して襟巻にして」〈伎・天羽衣〉
つばめ【燕】
1 スズメ目ツバメ科の鳥。全長17センチくらい。上面が黒く下面は白、額・のどが赤い。翼が細長く、尾も長くて先が二またに分かれており、敏捷(びんしょう)に飛びながら昆虫を捕食。日本には夏鳥として渡...
つばめ‐うお【燕魚】
スダレダイ科の海水魚。全長約50センチ。体はほぼ円形で側扁し、背びれ・しりびれが著しく大きい。体に暗褐色の横帯が3本ある。本州中部以南に分布。
ツパイ【(マレー)tupai】
《リスの意》ツパイ目ツパイ科の哺乳類の総称。霊長目または食虫目に分類されることもある。体の大きさ・形や動作などがリスに似て、昆虫や果実などを食べる。東南アジアに分布し、オオツパイ・ハネオツパイ・...
つぼ‐かび【壺黴】
遊走子と配偶子の後端に1本の鞭毛をもつ菌類の総称。淡水や土壌に広く分布し、寄生や腐生で生活する。 [補説]カエルツボカビは両生類の皮膚に含まれるケラチンなどを分解して増殖し、カエルツボカビ症の原...
つぼ‐ほり【壺掘り】
建築物の基礎工事で、柱を立てる所だけ土地を円く掘ること。→総掘り →布掘り
つまあか‐すずめばち【褄赤雀蜂】
スズメバチ科の昆虫。体色は全体が黒く、腹部の先端が赤褐色。低木や地中に巣を作り、トンボ・ミツバチ・ハエなどを捕食する。南アジアから東南アジアにかけて分布。日本では特定外来生物。