てんぐ‐こうもり【天狗蝙蝠】
ヒナコウモリ科の哺乳類。小形で体長3〜6センチ。鼻孔が管状で突き出ている。昆虫を捕食。日本・東南アジアに分布、森林などにすむ。
てんぐ‐ざる【天狗猿】
オナガザル科の哺乳類。体長約70センチ、尾長も同じくらい。顔が赤く、鼻は長くて先が垂れる。ボルネオ島に分布、水辺近くの森林にすみ、木の葉や芽を食べる。
てんぐ‐にし【天狗螺】
テングニシ科の巻き貝。浅海の砂泥地にすむ。貝殻は長紡錘形で殻高約15センチ。殻口は縦に大きく開き、殻表に黄褐色の厚い皮をかぶる。卵嚢(らんのう)は海ほおずきとよばれる。肉は食用、殻は貝細工用。房...
てんけん‐しょうほう【点検商法】
点検と称して家庭を訪問し、消火器・火災報知器・換気扇・浄水器・布団・電気・ガスなどを調べ、必要のない修理、部品・製品の交換、または害虫駆除などを行って費用を請求する悪質な訪問販売。「法律で義務づ...
てんしん‐じょうやく【天津条約】
アロー戦争の結果、1858年に天津で、清国とロシア・アメリカ・イギリス・フランスとの間で結ばれた四条約。清国内の旅行の自由、キリスト教の信仰・布教の自由、港市の開港などを内容とした。
甲申事...
てんじく‐だい【天竺鯛】
スズキ目テンジクダイ科の海水魚。全長約10センチ。体は長楕円形で側扁。体色は淡灰色で、10本の灰褐色の横帯がある。目と口が大きく、雄が卵塊を口に含んで保護する。本州中部以南に分布。
てんじく‐ねずみ【天竺鼠】
モルモットの別名。また広く、齧歯(げっし)目テンジクネズミ科に分類されるネズミの総称。南アメリカに分布。
てんじく‐もめん【天竺木綿】
《初めインドから輸入したところからいう》平織りで、やや厚手の木綿織物。テーブル掛け・敷布・足袋の裏地などに用いる。
てん‐そく【纏足】
中国で、女性の足を大きくしないため、子供のときから親指を除く足指を裏側に曲げて布で固く縛り、発育をおさえた風習。唐末ごろに始まり、宋代から流行したが、清末に廃止運動が起こり、清滅亡後消滅した。
てん‐ちゃく【展着】
[名](スル)薬剤などを広くのばしてものに付着させること。また、広くのびてものに付着すること。「軟膏を布に広げて患部に—する」