げんじ‐の‐みや【源氏の宮】
狭衣(さごろも)物語の登場人物。先帝の皇女。いとこの狭衣大将や春宮(とうぐう)(後一条院)に愛されるが、神託によって斎院となる。
げん‐ちょう【阮朝】
ベトナム最後の王朝。1802年、阮福映が国内を統一して創始。国号を越南(ベトナム)とし、順化(ユエ)に都した。19世紀中ごろからフランスの侵略を受け、1883年にはその保護国となり、1945年、...
げんでん‐ほう【限田法】
中国で制定された土地所有の制限に関する法令。前漢の董仲舒(とうちゅうじょ)が豪族による大土地所有の制限と小農民の保護のために提案し、前7年、哀帝によって公布された。のちに宋の仁宗も田租などの脱税...
げんと‐ぐん【玄菟郡】
前漢の武帝が前108年朝鮮に設置した四郡の一。4世紀初め高句麗(こうくり)に併合された。
げんろう‐いん【元老院】
1 古代ローマの立法・諮問機関。共和政期には政治の運営の中心機関となったが、帝政期には権限が縮小された。 2 明治8年(1875)左院の後身として設置された立法機関。明治23年(1890)帝国議...
こう【皇】
[音]コウ(クヮウ)(漢) オウ(ワウ)(呉) [訓]きみ すめらぎ すべらぎ [学習漢字]6年 〈コウ〉 1 天の偉大な神。造物主。「皇天」 2 天子。王。君主。「皇帝/教皇」 3 天皇。「...
こう‐い【皇位】
天皇の位。帝位。
光栄(こうえい)ある孤立(こりつ)
19世紀に英国がとった、諸国との同盟を避け、もっぱら大英帝国建設に努力を集中するという外交政策をさす言葉。強大な工業力と海軍力が背景にあった。栄光ある孤立。
こう‐おく【黄屋】
《裏に黄色の絹を張ったところから》昔、中国で天子の乗る車をおおう、きぬがさ。転じて、天子・帝王を敬っていう語。
こう‐か【黄禍】
1 《yellow peril》黄色人種が勢力を強くし、白色人種に与えるという災禍。アジア人排斥・抑圧の理論としてしばしば持ち出されたが、日清戦争後ドイツ皇帝ウィルヘルム2世が、三国干渉を正当化...